こんにちは、ゆうこです。
りんご、食べていますか?たまに、パサパサするから嫌い!って言う人いますが、よっぽどまずいリンゴを食べているんじゃないでしょうか。わたしはリンゴの名産地の長野県にすんでいますので、旬の時期はとってもおいしいリンゴをたっぷり食べています。そこで、おいしいりんごについて、シェアします。
りんごに含まれる栄養素!
りんごは、オイシイだけじゃないんです。いろいろなお得な成分が含まれています。
りんごは、100gあたり、
- 水分 86.67g
- エネルギー 48kcal
- 食物繊維 1.3g
(Wikipediaより引用)
他の成分は、後で書きますが、見て驚くのは、りんごの大部分が水分なんですね。約85%なんです。という事は、カロリーを気にせず、食べられるってことです。
他に含まれているのものは、
- ペクチン
- カリウム
- ビタミンC
- プロシア二ジン
- リンゴ酸
- クエン酸
- など、からだに良いといわれてる成分がたくさんふくまれているということです。それぞれの栄養成分についてみていきます。
ペクチン
ペクチンって言っても、何の事?って思うと思いますが、これはたいせつな食物繊維です。
食物繊維は、ムズかしくいうと、細胞壁などを作っている元の物質の総称で、ひとのからだのなかでは、消化できない成分です。じゃあ、たべても必要ないじゃん!っておもうかもしれません。
ところが、からだのなかにとりこめないといっても、とってもたいせつなものなんです。
食物繊維っていものは、ひとは消化できないんですが、あなたの腸のなかにもいる腸内細菌にとってはおいしいえさなんです。腸内細菌が一生懸命たべてくれることで、あなたの腸のなかのかんきょうをととのえてくれるんです。
よくいわれてますが、「食物繊維は便秘の解消に効果が高い」ってきいたことありますよね。じつは、腸内細菌がエサとして食べてくれることで、あなたの腸のなかを弱酸性にしてくれて、腸の動きをサポートしてくれるんです。逆のアルカリ性だと、腸を止めてしまいます。その代表的なエサはお肉です。
ですから、食物繊維、特に水性のものをたくさんたべることで、腸の働きを活発にしてくれるといわれています。
食物繊維の他の効能は、血糖値の急激な上昇の抑制、コレステロールの吸収抑制から、肥満予防、糖尿病予防、動脈硬化の予防が期待されます。それらももとをただせば、腸内細菌が食べてくれることにはっしています。
そして、近年では、ガン、心筋梗塞の予防としても、考えられています。それだけ効能がものすごいといわれてる成分が、食物繊維なんです。ペクチンは、基本的に、同じ働きをしますが、脂肪の吸収を抑えたり、コレステロール値の低下、インスリンの分泌低下の効果が特に高いといわれています。
もちろん、エサになることによって、腸内細菌のひとつである乳酸菌の生育を助けたり、悪玉菌(デブ菌)を抑えて善玉菌(ヤセ菌)を増やす働きもしていきます。という事は、下痢にも、便秘にも効果がある整腸剤みたいなものですね。
なんか、ヨーグルトと一緒に食べると、スッゴイ効果が高そうですね。わたしは別々ですが、りんごを食べたあとにヨーグルトも食べています。
まあ、かんたんにいえば、女性の方にとって、とってもたいせつな成分がこのペクチンです。ぜひ、積極的にたべていきたいものです。
カリウム
カリウムは、からだのなかのナトリウムをだすはたらきがあります。
その結果、血圧の調整と、むくみの解消、腎臓病や、高血圧の予防に優れた効果があるといわれています。
ただ、他の果物と比べてみると、
- アボカド 720
- バナナ 360
- メロン 340
- ザクロ 250
- パパイヤ 210
- マンゴー 170
- ブドウ 130
- スイカ 120
- リンゴ 110
(単位:mg、100g当り、Wikipediaより引用)
アボカド100gには720mgふくまれていますので、アボカドにくらべるとすこしすくないように感じます。これだけみると、他のサイトでいわれるほど効果はたかくないのでは?とおもってしまいます。
ただ、りんご100gとアボカド100gでは、かかるお金と、食べるタイミングがちがいます。アボカドを毎回の食事で100gずつとろうとおもうとかなり出費がかさみますし、飽きてしまいます。りんごなら、食後に半分たべればだいじょうぶですのでとてもかんたんだとわたしはおもっています。とはいえ、アボカドの産地にいったらぎゃくかもしれませんね。
厚生省では、高血圧予防のカリウムの1日の摂取量を男性なら3000mg、女性なら2600mgと発表しています。腎臓病などにかかってると数値が変わってきますし、普通の食事で十分だと発表されています。ただ、現在では高血圧になる方がふえていますので、なるべくでしたら気を付けてカリウムが多く含まれる食品を多めにたべていきたいものです。
アボカド1個が、だいたい100gで、りんごなら半分弱です。あなたがたべやすいものでカリウムを多めに取っていきましょう。
有機酸
有機酸とは、クエン酸、リンゴ酸などです。
効能としては、胃腸の働きを良くしたり、疲労回復、新陳代謝を良くしていくと言われています。
「疲れがとれる」という代名詞のような物質で、レモン、ブドウ、ナシに多くふくまれます。食べるだけで、疲れがとれるってサイコーじゃないでしょうか。
りんごポリフェノール
りんごには、りんごポリフェノールという成分がふくまれています。茶カテキンとか、ワインに含まれるポリフェノールの一種です。プロシア二ジンという物質が主で、カテキンがいくつかつながった形をしています。
効能は、脂肪低減、アンチエイジング、筋力アップ、抗がん寿命延長、美白だといわれています。
リンゴポリフェノールは、アサヒビールなどでも商品化されていて、これからの大注目のサプリのひとつですね。
ただ、リンゴポリフェノールは赤く色づいて食べごろのりんごよりも若摘みのりんごに、多く含まれます。なので、店先にはならびませんので、気になる人は、サプリを探すといいんじゃないでしょうか。
りんごの栄養と効能を知ってたくさん食べましょう!
りんごにふくまれる数多くの有効な成分を紹介してきました。お分かりになっていただけたでしょうか。
りんごにふくまれてる栄養成分は、
- ペクチン
- カリウム
- ビタミンC
- プロシア二ジン
- リンゴ酸
- クエン酸
- リンゴポリフェノール
などです。
もちろん、フルーツですから、ビタミンCとか、AとかEなどビタミン類は沢山ふくまれています。
りんごはその有効な成分から高血圧や便秘回復、疲労回復などに効くといわれています。検証はしてないですが、りんごダイエットというものもあるようです。りんごだけをたべるのはおすすめしませんが、毎食リンゴを1個程度食べていくと、健康な体をめざすことができそうです。
さらには、虫歯にも効くといわれています。りんご1個を丸かじりすると、その硬さから自然に、歯が磨かれたり、虫歯を抑制してくれるようです。
ヨーロッパはもちろん、日本とか多くの国で、「りんごが赤くなると、お医者さんが青くなる」と、言われています。むかしのひとは、長年の経験や言い伝えから意外に真実をいいあててることがおおいので、すくなくともからだにわるいものではなく、1日1~2個くらい食べていると、健康になるのは、間違いがないようですね。
ぜひ、オイシイりんごを食べてください。出来たら、わたしのだいすきな信州産で。旬の時期はやすいですよ!
今日は、おいしいりんごに隠された、すっごい効能をお話しさせて頂きました。最後まで読んでもらって、感謝しています。ありがとうございました。
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