こんにちは、本のなかでもおもしろいSF小説や司馬遼太郎先生、村上春樹先生が大好きなゆうこです。
最近の本のベストセラーを調べてみました。最近、100万部が出にくいと言われていますが、最近では、本の内容よりも、マーケティングなど、どうやって売っていくかをしっかりやることで、ある程度の売り上げを残すことができるようです。
お好きな所からどうぞ
最近のベストセラー
最近のベストセラーを日版より引用させてもらいました。リンクはすべてアマゾンですので、すぐに買うことができます。
2018年
- 漫画 君たちはどう生きるか
- 大家さんと僕
- ざんねんないきもの事典
- モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット
- 医者が教える食事術 最強の教科書
- 続ざんねんないきもの事典
- 頭に来てもアホとは戦うな!
- ゼロトレ
- 君たちはどう生きるか
2017年
2016年
2015年
2014年
- 「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい」(鬼木豊 監修/槙孝子)
2013年
- 「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(村上春樹)
2012年
- 「聞く力―心をひらく35のヒント」(阿川佐和子)
(日本出版販売株式会社様HPより引用)
どれも、大ベストセラーです。ただ、アマゾンなんかで評価を見てみると、結構低いんですよね。どうも、出版会社の売り方がよくて、ベストセラーになっている本もあるような感じがします。
村上春樹先生の小説は、「風の歌を聴け」を読んだことがありますが、あの独特な世界観と、文章がいいんですよね。司馬遼太郎先生の「坂の上の雲」もだいすきです。やはり、多くの人が読んでいる本だから、おもしろい本だとは、言い切れないモノもあるかも知れませんし、売れた本の中にも、駄作があるのかもしれません。
ちなみに、司馬遼太郎先生の作品をまとめた記事を姉妹サイトで掲載しています。
では、世界ではどんな本が売れているのでしょうか。世界の歴代ベストセラーを探してみました。
世界で一番売れている本は?
1位は「聖書」です。もう、かなりの昔から売れているので、それなりの冊数になっています。推定で、60億から3,880億冊だといわれています。ベストセラーって言う感じではないですし、その範疇には入れてはいけない本ですが、あえていえば一番売れてる本です。
2位は、「毛主席語録」です。これも推定なんですが、9億~65億冊だといわれています。中国の方が一人一冊買えば、もう10億冊ですからすごいですね。3位は、「毛沢東選集」です。推定で、33億6000万冊だといわれています。
4位は「コーラン」。推定で、8億冊だといわれています。
どれも宗教や政治関連で、ベストセラーとはいえないのですが、いちばん世界に出版されてる本になります。
日本人のベストセラーは?
日本人が書いた単一書籍で、今までで一番多く売れている本は、「人間失格」(太宰治著)になります。累計1200万部です。(Wikipediaより引用)
2位は、「ノルウェイの森 」(村上春樹著)です。同じく、1200万部です。
上の2冊は、小説なんですが、実は、もっと売れている本があるんです。
電話帳とか、そういう類の本ではなくて、漫画なんです。あなたも読んだことが有ると思いますが、シリーズ累計3億4,500万部売れている漫画で、いまでもどんどん部数を伸ばしています。それは、尾田栄一郎先生の書かれてる
です。現在、91巻出ていますが、1巻あたり500万冊平均で売れていて、120巻くらいまではでそうです。
この本は、ベストセラーなんですが、わたしとしては、掛け値なしにおもしろいと思います。ただ、「もう、おもしろくない!」とか、「薄っぺらい!」って言う人もいるんですよね。「なんで、わからないの?」って思うんですが、きっと、100%の人が面白いって言う本は、ない様な気がします。
そこまで考えてきたら、ベストセラーっていうのは、おもしろいとか、共感できるとか、よかった~って思う部分が多いほど、売れるんじゃないかと思いました。
簡単に言うと、10個の鍵を持つ本は、10人の心の鍵を開けて、100個の鍵を持つ本は、100人、1000個の鍵を持つ本は、1000人の心の鍵を開けられます。
鍵の数が多いほど、多くの人を感動させられるんです。その人たちに勧められて読んでも、同じ鍵穴をもっていないから「これ、そんなに、おもしろい~?」ってなっちゃいます。
「ONE PIECE」にしても、僕が面白いって思う所とあなたが面白いって思っている所は、たぶん違う部分もあるはずです。重なっている所もあるんですが、それだけ、許容範囲が多いんです。
- 決め台詞がいい
- ルフィがイイ
- ストーリーがイイ
などなど、いろいろあるから、累計3億冊以上売れてると思います。
仕事でも、恋愛でもそうですよね。できる事が増えれば、昇進するし、いろんな恋愛経験が増えれば、恋愛相手もレベルアップします。ドラクエでも、初めはスライムにだって、手こずります。ポケモンでも、最初からジムバッジはもらえません。武器が増えれば、レベルアップしていくんです。
べストセラーには、多くの武器が備わっているのではないでしょうか。それは、出版社の戦略もあるし、広告会社の戦略もあります。もちろん、技術的な部分もありますし、才能もあると思います。内容だけで、ベストセラーになるには、かなり難しい様な気がしました。
今回、ベストセラーについて調べていると、そんなことまで、考えさせられてしまいました。
もしも、小説家に成ろうと思っているんでしたら、その武器を磨く必要があります。多くの経験を積むとか、技術的なテクニックを身につけるとかやることは、たくさんあるように思います。
単純に、才能だけでは、ベストセラー作家には、なれないと思います。どんな業界でも、一流の、活躍している人の下には、何百倍の人がいますし、その下には、もっと多くの頑張っている人がいます。
その中で、頭角を出していくには、人と同じことをやってもダメです。人とは違う、自分のオリジナリティを磨いていく必要があるとおもいます。
以上、ベストセラーについての情報でした。他にも面白い記事があります。
聖書は、紀元前から書かれているけれど、出版はされていないでしょう。印刷技術もないのに…。
コメントありがとうございます。
スミマセン。言い過ぎました。
聖書とワンピースは比べちゃダメでしょ。。。
紀元前から聖書は語り継がれた先人の知恵の結晶
物語のスケールも比べ物になりませんし
ワンピースは現代の流行り物
後々消える書物に見えます。
宗教関係なく、一度聖書を読んでみたらいいですよ。
コメントありがとうございます。
わかりやすくていいと思うけど、漫画と小説は比べるのはちょっと。。。
コメントありがとうございます。
すみません。分かりやすくし過ぎました。
ワンピースに関しては幼稚な感想文ですね。他はせっかくなるべくまとめくださっているのに惜しい。
ワンピースはピークだった初版405万部から現在330万部と75万部落としてます。実売はもっと低い。
どう考えても、読者がつまらないと見限った以外ないかと
コメントありがとうございます。
手直しさせていただきます。
たしかに、つまらないといってる人も増えてきた感じがします。