4/23の午後1時すぎ、知床半島沖で遊覧船の浸水事故が発生しました。
遊覧船『KAZU 1』は斜里町のウトロ港を午前10時に出向して、午後1時には戻ってくる要諦でした。ところが、午後1時過ぎに、船首から浸水してると連絡が来た後、音信不通になりました。
知床半島沖の観光船浸水事故の場所「海水温4度のカシュニの滝付近」
遊覧船『KAZU 1』が知床半島沖で浸水事故になった場所は、海水温4度のカシュ二の滝付近だと言われています。
子供二人を含む26人が乗った『KAZU 1』は、3時間かけて知床半島の先端で折り返して帰ってくるコースでした。
豊田徳幸船長の勤務は2年前から「以前は水陸両用車の船長」
知床半島沖海難事故にあった遊覧船『KAZU 1』の船長は、豊田徳幸(とよだのりゆき)船長(54)でした。
豊田徳幸船長は、ずっと『KAZU 1』に乗ってきたわけではなく、勤務は2年前からだということです。
曽山聖甲板員のFacebook顔画像「今年4月入社で船員経験無し」
豊田徳幸船長以外の乗組員、甲板員の曽山聖(そやまあきら)さんのFacebook顔画像を検証します。
曽山あきらさんは、今年4月の入社で、それまでに船員の経験なんてこれっぽっちもなかったということです。
桂田精一社長の経歴「5,6年前から社長になって黒字化」
事故を起こした『KAZU 1』の所有者は、有限会社知床遊覧船です。社長は、桂田精一(かつらだせいいち)社長。
地元出身の社長ですが、元々は陶芸家で、父親から言われて5,6年前からしれとこ村グループの社長をやってるということです。桂田精一社長の経歴を見ていきます。
桂田精一社長が記者会見してない理由「嫌だと言ってる家族がいる」
普通、こういった大きな事故を起こした場合、責任者の社長はいち早く謝罪会見をするものだけど。
桂田精一社長が謝罪の記者会見をしないのは、「嫌だと言ってる家族がいる」らしい。
知床遊覧船『KAZU 1』事故の経緯「3つの不足が招いた悲劇」
知床遊覧船『KAZU 1』事故の経緯をあらためてまとめます。今回の『KAZU 1』の事故は、
- 乗組員の技術不足
- 船体の補修不足・設備不足
- 桂田精一社長の営業力不足
この3つの不足が招いた悲劇としか言いようありません。