チャタテムシの駆除と、対策方法をある番組でやってました。ちっさくて、透明っぽい茶色の虫です。チャタテムシの体調は1mm位ですので、チョット見つけにくいですが、どこにでもいるようです。チャタテムシの駆除と対策をシェアします。ダニの駆除と似ていますので、一緒に退治しちゃいましょう!
[8/29]情報更新しました。
チャタテムシとは?
昔の本を開いて、透明っぽい虫がもぞもぞ動いているのを、見たことありますか?それが、チャタテムシ。ダニやシラミとはちょっと違う虫なんです。昔からいたようで、人間を噛んだり、血を吸ったりなんかしないので、無害な虫だと思われていたんです。
ところが、昨日のTV番組で、アレルゲンとして影響があることがわかってきたようです。こちらの専門家のサイトでも、一番多い、昆虫アレルゲンだとお話しされています。アレルゲンとは、アレルギーの元になる物質のことで、ぜんそくとかとか、命に関わるような病気の原因です。最近、しっくりこないな~とか、疲れやすいな~とか、軽い体調不備の原因にもなっているんです。見つけたら、「キモ~」とか言ってないで、退治しちゃいましょう!というか、退治しないと、どんどん増えます。
チャタテムシは、1日に2個卵を産むそうです。毎日、2個産んで、その卵が1日で大きくなって、また卵を2個うむ。その繰り返しです。計算したら、わかりますよね。あっという間に、何万匹にもなってしまうんです!
ですが、退治!って言っても、どうすればいいかわからない人が多いと思います。
チャタテムシの駆除の理屈!
カンタンに言えば、ダニやシラミと同じです。チャタテムシは、気温25度以上、湿度60%以上の部屋を好みます。という事は、気温か湿度をそれ以下にしてあげれば、繁殖はしなくなるという事です。
つまり、チャタテムシの駆除の方法は、気温25度以下、湿度60%以下にすることです!気温を下げるのは大変ですから、湿度を下げましょう。そのためには、エアコンを除湿運転にしたり、換気をマメにしたりすることです。ちなみに、雨が降っている時、開けた方が、湿度って下がるんです。あなたも勘違いしていませんか?現代のマンションのように、気密性が高い部屋よりも、昔の日本住宅のような隙間だらけの家の方が湿度は低いんです。感覚的にも、涼しそうですよね。ですから、雨が降っていても、窓は、なるべく開けておいた方が良いのです。
さらに、攻撃方法として、兵糧攻めをしましょう。チャタテムシの食べ物は、実はカビなんです。カビが無いと、食べるものが無くなって、少なくなっていくんです。古い本のページや、小口(コグチ)の部分に、茶色いシミがありますよね。あれも、カビなんです。なので、古い本によくいるんです。
押し入れに引いておく、段ボールにも沢山いるそうです。もちろん、布団にも移って行く訳ですから、押し入れに、段ボールはやめましょう。すのことか、抗菌マットに変えましょう。できれば、まめに天日干しを。先ほどの湿度の事とかぶるんですが、カビも高湿度の方が、発生しやすいです。カビが増えると、チャタテムシが増える。さらに、チャタテムシをエサにしている、ツメダニが増えるんです。
湿度が高い + 掃除をしない = 悪循環で、ダニやチャタテムシの増殖。
これが、梅雨の時期に、あなたの部屋、特に布団や、ベッドで起きている現実です。ダニが増えると、アレルギーにもなりますし、病気になります。最近調子悪いな~って思ってたら、意外にだにがげんいんかもしれません。
チャタテムシの駆除の具体的な方法!
チャタテムシは、体調1mmです。掃除機で吸っても出てきてしまう可能性があります。なので、チャタテムシを駆除する方法は、基本的にコロコロみたいな粘着シートで掃除です。いるな!って思ったら、周りをコロコロで引っ付けてください。もしくは、雑巾で水拭きですね。アルコールを含ませたもので拭いても駆除できるはずです。普段の掃除は、もちろん掃除機で良いです。
では、掃除できない場所どうすればいいのでしょうか。
50℃以上になれば、ダニと同じで、生きていけません。なので、天日干し、布団乾燥機などで、高温にしてください。ただ、その後に、やってはいけないことが有ります。それは、パンパンって、布団たたきでたたくことです。昔のお母さんたちは、みんなやっていましたが、実は、逆効果だってことがわかってきました。逆効果どころか、干した意味が全くなくなるし、悪影響がでます。
もちろん、表面のダニやチャタテムシは落ちるんです。が、フンや、その体が分解して小さな粉状になって、人間が吸い込みやすくなります。すると、吸い込んだ人が体調を崩したり、びょうきになってしまうわけです。しかも、布団表面は、50度以上なんですが、内部は、30度くらいにしかなりません。布団を叩くと、イキのいいダニを、表面にださせるのと同じなんです。
干した後、布団乾燥機の後は、掃除機で吸い取りましょう。しかも、丁寧に、一方通行で!
ただし、チャタテムシは、掃除機はスルーして後ろから出ていくとも言われています。なので、掃除機をするなら屋外でした方が無難です。最近では、ゴキブリホイホイみたいな、ダニをおびき寄せて、捕まえちゃうものも発売されています。
掃除は、日曜日。他の日は、ホイホイで!って言うのもイイかもしれません。
ただ、チャタテムシがとれるかどうかは、書いてありませんでした。^^;
ドラッグストアでも、近所のHCでも売っていますので、商品を見て、買ってみてください。ごみが溜まっていたら、再び増えていきます梅雨の間だけでも、ベッドの下とか、普段やらない所を、重点的に、掃除しましょう!
大量発生した時の駆除は?
大量に発生してしまった時は、アルコール除菌とか、専用の退治スプレーをおすすめです。こちらのアース様のサイトでも、紹介されています。業務用でしたら、こちらを見てください。
チャタテムシ業務用エアゾールあす楽対応!
アルコール除菌は、専用のアルコールでなくてもOKです。HCなどに売っている、手などの消毒用のエタノールを買ってきてハンドスプレーに詰めて、吹き付けㇾば大丈夫です。アルコールを雑巾に含ませて、掃除するっていうのも、いいアイデアかもしれません。
駆除した後の対策。
チャタテムシの対策は、何と言っても、カビの除去です。チャタテムシのエサは、カビです。カビをなくせば、自然と減っていきます。こまめな掃除と、乾燥。発生したら、アルコール除菌か、専用のもので退治。これが、チャタテムシの駆除の基本です。もしも、1匹でも見かけたら、ぜひ、やってみてください。梅雨の時期ですから、特に、乾燥に気を使ってくださいね。
ちなみに、チャタテムシ(茶立虫)の名前の由来知ってますか?名前の通りです。障子にとまっているときに、足を動かす音がお茶を点てる時の音に似ているからのようです。
以上、チャタテムシの駆除と対策についての記事でした。
他にも、これから気になる雑草の記事なども書いていますので、是非ご覧ください。
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