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がんこフード元経理部長の名前「42歳で入社して55歳から着服」8100万円分の印紙

がんこフード元経理部長-名前事件

「がんこフードサービス」の60代の元経理部長が、8100万円以上を着服した疑いがあることがわかりました。

2014年から7年間に渡って、収入印紙の着服で8100万円を着服していました。このがんこフード元経理部長の名前や顔画像などを検証します。

がんこフード元経理部長の名前「HPには一切載っていない」

がんこフードのHPの企業概要を見てみると、

がんこフード-企業概要

代表者の氏名しか載っていなく、お知らせにも元経理部長の件は名前を伏せて書かれていました。

がんこフード-お知らせ

新聞報道の通り、このたび、弊社元経理部長が業務上不正行為を働き、金銭を指摘に流用していたことが判明いたしました。関係各位に多大なるご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
本件につきましては、弁護士及び税理士で構成する調査委員会で調査を行い、当該元経理部長を退職処分としております。今後は弁護士と協議し、被害回復、及び刑事手続きを視野に入れて対応する予定です。今回の事案を厳粛に受け止め、リスクマネジメントを専門とするコンサルティングファームの助言を元に、役員・従業員一丸となってリスクマネジメントの強化と再発防止に努めてまいります

名前は一切書かれていませんでした。

次に、がんこフードサービスのリクルートサイトを見てみると、

がんこフード-データ

  • 直営店舗 90点、グループ全体100店舗
  • 従業員数 3,530名
  • 売上高 グループ連結230億円(2016年7月期)

従業員数、売上高などが書かれていました。

そして、HPのなかには、役職者比率も載っていました。

がんこフード-キャリア

取締役・部長は18名しかいないということです。

他のページには、営業、店長、人事などのピックアップされた人たちの名前や顔画像は乗っていましたが、元経理部長の名前や顔画像は一切乗っていませんでした。

また、経理部で何人の人が働いていたのかも載っていませんでした。

がんこフード元経理部長の着服経緯「42歳で入社して55歳から着服」

がんこフード元経理部長は、2002年に入社して、すぐに取引先との契約業務を一手にになっていたということです。

現在62歳だということなので、入社した2002年には、42歳のときです。おそらく、大手銀行からの出向か、引き抜きだったのかと思われます。

そして、入社して12年経った2014年から昨年までの7年間で、8100万円を着服していました。

着服していた方法はとても簡単で、契約に使うからと言って収入印紙を持ち出し、金券ショップで換金していたということです。

着服がバレたのは、2021年12月です。毎日新聞のニュースによると、

「21年12月に外部から不正を指摘する情報が寄せられ、同社は内部調査を進めていた。同社は22年1月、不正を全面的に認めた元経理部長を諭旨解雇した。元経理部長が弁済に応じない場合は刑事告訴を検討する」

ということです。

おそらく、金券ショップからチクられたのではないでしょうか。

がんこフード元経理部長の着服がバレなかった理由

がんこフード元経理部長が着服した金額は、7年間で8,100万円です。

1年間にすると約1,200万円、1ヶ月に100万円です。なぜばれなかったのでしょうか。

そもそも収入印紙とは、経理専門サイトで、

「収入印紙を貼る必要があるのは、印紙税の対象となる課税文書と呼ばれるもので、領収書のほかにも、不動産売買・賃貸契約書、売買契約書、手形、株券などに貼付することが義務付けられています」

と説明されています。

その種類は、1円から10万円までの31種類です。

経理部長としての収入印紙の使用先は、領収書や不動産売買・賃貸契約書、売買契約書、手形、株券だと考えられますが、その金額によって貼る収入印紙が決まっています。

  • 100万円以下・・・200円
  • ~中略
  • 100万円以上〜200万円以下・・・400円
  • 1億円以上〜2億円以下・・・4万円
  • 2億円以上〜3億円以下・・・6万円
  • 3億円以上〜5億円以下・・・10万円
  • 5億円以上〜10億円以下・・・15万円
  • 10億円以上・・・20万円

となっています。

がんこフード元経理部長が毎月着服していた収入印紙は100万円分ですので、毎月10億円の契約5つ分となります。

実際に、がんこフードのグループ会社は20社ぐらいありますし、取引先も大手のところが多いですので、ありえる金額なのかもしれません。

ただ、問題は、おそらく収入印紙の使い先を記載するような帳簿管理がなかったのではないかと思われます。

ネットの口コミでも、

「印紙なんて現金同等物なんだから、使用目的や在庫、帳簿管理の徹底はどの業界であっても基本中の基本なのに。コーポレートガバナンスがなってない企業からは顧客が離れるよ」

「この手法で経費外資金を作る会社に採用されて1日で退職した事がある」

「これは確かにありがち。収入印紙は購入した段階で租税公課として一括経費として計上することができるので、そこから何に使用したかをいちいち紐づけして妥当性をチェックしない限り、立場のある人間がくすねるのは容易。おそらく金額がこの事件の1/10程度なら、見つかってなかっただろう」

「この件に関していえば、単純に金券類は購入と払い出しを全部帳簿に付けて毎月残りを付合せるっていう簡単なチェックで防げた話しで、経理の専門知識が無くてもできるから「隣の席の庶務担当の人」とでも一緒にやるようにしてればよかった」

と言われています。

簡単に言えば、買うときには帳簿をつけるけれども、使うときにはノーチェックで持っていけるということです。

口コミの中でも書かれていますが、簿記や確定申告では、収入印紙は「租税公課」で仕訳されます。

「租税公課」は確定申告において、必要経費として事業収入から控除することができます。

経営者としては、まっとうな経費はどんどん使ってもらいたいですので、毎年同じような金額の経費としての「租税公課」はありがたかったのではないでしょうか。

そのため、実際に何に使ってるかというチェックをしなかったのでは?と推定されます。

がんこフード元経理部長の名前・顔画像

がんこフードのHPに書かれてる通り、元経理部長が着服したお金を返さなかったり、損害金を払わなかった場合、刑事告訴されます。

そのときには、かならず元経理部長の名前と顔画像が出てくると思われます。

そのときにはすぐに追記して載せていきます。

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編集長

長野県松本市出身。静岡大学理学部卒業。その後、大手出版社に20年勤務したのち、いくつかのweb系メディアの立ち上げる。業界のウラ側からニュースを検証しています。

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