2017年の夏休みの国内旅行は長野県にある善光寺がオススメです。さわやかな風に誘われて、善光寺にいってみませんか?長野県にある善光寺の歴史をまとめてみました。今から予定を組んでおけば、さわやか信州を満喫できます!
善光寺とは?
2017年の夏休みに長野県長野市にある善光寺に行ってみませんか?善光寺とは、長野市にあるお寺で、国宝に指定されている大きなお寺です。地元に住んでいると、なかなか行く機会が少ないんですが善光寺さんは、いい所です。ぜひ、訪れてください。
じつは、観光客があまり多くない観光地の一つなんです。国宝に指定されているんですが、身近すぎるのと、落ち着いた雰囲気の町なのでお年寄り向きというイメージが強いんでしょうね。若い方の選択肢には、あまり入っていないと聞きます。
なので、逆に言えば、しっとりとした落ちついたデートができる所なんです。手をつないで、参拝しても、変な目で見られないし、暖かく、優しく出迎えてくれる人が多いんです。名前は知っているけど、どんなお寺なの?という人のためにちょっとだけ、簡単に説明します。
善光寺さんの物語
長野市に住んでいる人は、愛情をこめて善光寺さんと呼ぶ人が多いんです。
この善光寺さんのご本尊は、天竺(てんじく、昔のインド)から、百済(くだら、昔の韓国)をへて日本にやってきました。名前は、一光三尊阿弥陀如来様です。西暦552年、欽明天皇の時に、仏教伝来とともに渡ってきました。時代は、飛鳥時代です。なんと、日本最古の仏像と言われていますが絶対秘仏なんです。つまり、誰も見ることができません。もちろん、善光寺さんのお坊さんも見れないんですよね。
「でも、御開帳ってあるじゃん!」って言われそうですが、御開帳の時には、前立本尊が御開帳されるんです。
御開帳が・・
実は、平成27年に、7年に一度の(本当は6年に一度)、御開帳がありました。
御開帳の時に、前立本尊が、ご本尊様の身代わりにいつも置いてあるところから移されます。前立て本尊とは、鎌倉時代に御本尊の御身代わりとして造られましたが、普段は御宝庫に安置されています。7年に一度の御開帳の時に、移動して安置されます。そして、阿弥陀如来の右手に結ばれた金糸は五色の糸にかわり、白い善の綱として、本堂前の回向柱に結ばれます。その回向柱に触れることは、前立本尊に触れるのと同じこで、ここにありがたいご縁が生まれ、その功徳ははかりしれないとされています。
その回向柱に触ることで、釈迦如来と結縁して、現世の幸せが約束されるとされています。
次の御開帳は、平成34年になると思います。ちょっと気が早いですが、予行演習をかねて、行かれてみてはどうでしょうか。今のうちに、駐車場とか、付近の地理なんか
いろいろ確かめておくと、何かと便利です。
善光寺さんの、歴史
日本に来たご本尊様は、やっぱり、京都に行きました。ですが、なんと、いったん捨てられてしまうんです。その当時、崇仏・廃仏論争の真っただ中だったんです。
そこに、信濃の国の国司の従者、本田善光が通りかかって長野県の飯田市まで連れて帰ります。そこが、飯田市の元善光寺です。その後、642年に、長野市に移ります。644年には、本田善光の名前から、「善光寺」と名づけられました。
その後も波乱万丈です。歴史上の偉大な人の間で、苦労します。まず、武田信玄が甲府へ持ち帰ります。織田信長によって武田信玄が滅ぼされると、岐阜に持っていかれます。本能寺の変の後には、徳川家康によって遠江の国へ。その後、甲斐善光寺(山梨)へ行き、豊臣秀吉の命令で方広寺(京都)へ。
1958年に、「信濃の国に帰りたい」と豊臣秀吉の枕元にたって、話されたと言い伝えがあります。。そのことから、信濃に帰ってくるわけです。意外に、諸国を転々としてきた仏像だったんです。しかも、その時の権力者の元にいたんです。そんな歴史を感じながら、お参りすると、感慨深いです。
ところで、一番初めに書いたんですがそれほど、観光色もつよくなく、おだやかな時間が流れている善光寺界隈ですが、そこを楽しむ方法をお教えします。
善光寺を楽しむ3つの方法。
まず一つ目は、手をつなぐという事です。
人目をきにしないでください。多くの人がいるので、誰も、気にしないはずですから、堂々と手を繋いでください。というのも、けっこう長いんですよね。山門から歩いてぶらぶらいくと、30分はかかります。その間、両側にお店が沢山並んでいますから、手を放すと離れ離れに菜てしまう時があります。なので、ぜひ、手をつないでみてください。手をつなぐだけで、二人のキョリは近づきます。たまに早足で歩けば、効果絶大です。ただ、速足で歩いた後は、理由は何でも良いですから、相手の目を7秒間、見つめてくださいね。これ、けっこう大事です。
次に、大事なことは、ゆっくり、ぶらぶら歩くことです。
どんなお寺でもそうですが、お参りするだけでしたら30分もかかりません。お参りすることが大事なことではないような気がします。二人で行くのでしたら、二人の時間が大切ですし、家族でしたら、家族で過ごす時間の方が大切だと思います。なので、ゆっくりと、時間をかけてぶらぶら歩きを楽しんでください。おしゃべりをするネタが、沢山転がっていますので、見つけてみてください。
山門の下もそうです。多くのお店が軒を連ねています。中には、お祭りのテキみたいなお店もありますが、いろんなものを売っているお店が沢山あります。七味唐辛子の有名店や、お蕎麦屋さん、おやきのお店、ジェラートのお店もあります。ゆっくりと、食べ歩きもおすすめです。
楽しむための方法、3つ目は、他の人と同じような行動をしてください。
「仁王門」をじっくり見るとか、「お戒壇めぐり」をするとか、お線香の煙を頭につけるとか、他の人が撫でている仏像や牛の像をいっしょになでてみるとか。行けばわかりますが、ガイドブックに載っていないことが、たくさんあります。とりあえず、あっちこっち行って、人と同じような行動をしてみるが大事です。何かしらの後利益があります。
特におすすめは、戒壇めぐりです。真っ暗な中を歩くものですが、途中にあるカギを触ることができれば、幸運が舞い込むとされています。また、善光寺さんの額には、鳩が3羽隠れています。牛の顔も隠れています。探してみてください。
こちらに旅行サイトを載せておきます。スーパーポイントもたまるし、楽天トラベルがいちばんお得です。
まとめます。
2017年の夏休みには、善光寺さんに来られることをお勧めします。気候も良いですし、食事はおいしいですし、空気がうまいです。さらには、日本で一番古いお寺なんで、後利益は計り知れません!と思います。
一番いいのは、あまり、観光地っぽくないので、物価は安いですし、親切な方が多いです。観光と言うよりは、お参りをメインにしてる方が多いからではないでしょか。
そこで、豆知識ですが、もしも、長野市にお泊りでしたら、早朝お参りに行くことをお勧めします。「お朝事(あさじ)」という法要が毎朝行われますが、その後に、お上人さまか、お貫主さまが、「お数珠頂戴」の儀式をしてくれます。これは、本堂を往復する際、参道にひざまずく信徒の頭を数珠で撫でて功徳をお授けになる儀式で、知らない人はもったいないです。昼間もやってもらえますが、朝が一番気持ちが良いです。こちらの善光寺さんのサイトにその時間が載っていますので参考にしてみてください。
善光寺さんを楽しむとびきりの方法、3つお話ししました。
- 手をつなぐ。
- ゆっくり、ぶらぶら歩く。
- 人と同じ行動をしてみる。
試してみてもらえたら、うれしいです。善光寺さんは素晴らしい場所ですので、旅行先の候補の一つに加えてみてはどうでしょうか。
以上、カンタンに善光寺さん観光を紹介しました。長いお休みのときの旅行には、気候も良い長野県の善光寺さんに一度来られてみてはどうでしょうか。善光寺さんを見た後は、お隣の信濃美術館とか、ちょっと先の城山動物園なんかもお勧めします。(動物園は、ちょっと規模が小さいですが・・・)
夏休みの予定を立てる方は、こちらを読まれています。
この記事へのコメントはありません。