青森県八戸市の住宅建設会社「ハシモトホーム」が、4年前のパワハラの件で遺族に訴えられました。
ハシモトホーム青森支店の営業課長が、日頃からSNSで暴言を発していたことと、会社の新年会で悪乗りしすぎた余興のために、40代営業社員が自ら命をたってしまった事件です。このパワハラ課長の顔画像を検証します。
ハシモトホームパワハラ課長の顔画像「笑顔が素敵な営業マン」
(引用:青森テレビ)
訴えを起こしたのは住宅建設会社「ハシモトホーム」に勤めていた当時40代の男性の妻と子ども、合わせて3人です。訴状などによりますと、男性は青森支店で営業を担当していた時に、上司から営業成績について口頭やメールなどで日常的に叱責を受けるようになりました。また、会社の新年会で表彰状として病状を現す「症状」と書かれた文書を渡され、精神的に追いつめられた男性は2018年2月に自ら命を断ちました。(引用:青森テレビ)
ニュースでは、このパワハラをしたとされる営業課長の顔画像や経歴などは一切出てきませんでした。
わかってることは、
- 青森支店
- 男性
ハシモトホームのHPを見てみると、青森支店の方の顔画像やインタビューが載っていました。
どの方もまだ若くて、40代の営業社員に対してあれだけの悪ふざけをするような人には見えません。
事件が起きたのが2018年の4年前ですから、すでに他の支社に移動しているかもしれません。他の支社の方の顔画像もたくさんアップされていましたが、すでに、どの写真も閲覧不可能になっています。
ただ、どの営業の方も、笑顔が素敵な営業マンばかりです。とてもパワハラをしたり、人を貶めるような意地悪をしたり、新年会でみんなでよってたかって笑いものにするような人には見えません。
これらの画像はもちろん、HPやツイッターも閲覧不可にしてしまいました。
今回、4年前のことですが、訴訟を起こされていますので、当事者であるパワハラ課長も裁判所の法廷にはでてくるでしょうし、ニュースでも顔画像が映し出されると思います。
ハシモトホームのパワハラ課長の顔画像が少しでも分かりましたら、すぐに追記します。
ちなみに、ハシモトホームの関係者の方で、新年会にでていたり、このパワハラ課長の情報をお持ちの方がいらっしゃったら、コメント欄に情報を書いていただけるととても嬉しいです。
ハシモトホームのパワハラの概要
ここで、今までにわかってるパワハラの内容を紹介します。
自ら命を絶った40代営業マンへのパワハラは、青森支店のある営業課長が率先して行っていたようです。
亡くなった40代営業マンがハシモトホームに入社したのは、2011年。注文住宅の営業を担当していたということです。
パワハラが始まったのが、2017年8月ころからだったと担当弁護士が話しています。
- おまえばかか
- なんぼ頭わりのや
- 相変わらずダメポンだな
といった相手を馬鹿にして誹謗するメールが複数回送られてきていたということです。
そして直接の原因となったと思われるのが、2018年1月に行われた新年会です。
その会の中で、ある余興が行われました。結婚式や歓送迎会などで余興としてよく行われる表彰状を渡すイベントです。
通常は、面白おかしく、相手を持ち上げながら最後は涙や笑いに持っていくものですが、このときの表彰状贈呈は悪意に満ちていました。
渡された表彰状がこちら。
第三位 〇〇殿
貴方は、今まで大した成績を残さず、あーあって感じでしたが、ここ細菌は、前職の事務職で大成功した経歴を生かし、現在でも変わらず事務的営業を貫き 悪気はないがお客様にも機械的な対応にも関わらず、見事おったまげーの三位です。
陰で努力し、あまり頑張ってない用に見えて、やはり頑張ってないようですが、機械的営業スタイルを今年も貫き、永野みたいな一発屋にならないように日々努力して下さい。
平成三十年一月二十三日
ハシモトホーム〇〇の
会長 〇〇
まず、「表彰状」が「症状」になっています。かなりの悪意を感じます。
その次は「第三位」と書かれています。
通常、3位ならとても良い成績のはずです。それなのに、これほどの悪口を書かれているということは、
- 青森支店の営業は3人しかいない
- 青森支店の全員からパワハラを受けてる
このどちらかしか、考えようがないです。
さらに、「あーあって感じ」「事務的営業」「おったまげーの三位」「やはりがんばっていない」などのディスりが続いています。
最後には、「永野みたいな一発屋」みたいなことを言ってます。芸人の永野さんのことだと思いますが、なくなった方にも永野さんにもかなり失礼な言葉です。
これは、前述した青森支店のひとりの営業課長が文面から企画まで考えたものです。
作ってるときは、絶対受けると思って笑いながら作っていたんでしょう。さらに、新年会のときのお披露目のときに、お酒の入った席でいつもいじめられてる人が、恒例のごとくいじめられるところを見て、周りにいる人達も一緒になって笑っていたはずです。
そんなことを想像すると、青森支店で作る家ってどうなの?って思うのは管理人だけなのでしょうか。
ハシモトホームのパワハラ事件の経緯
パワハラをうけた人が自ら命をたったのが、「症状」を渡された1月の新年会のすぐあとの2018年2月です。
青森市の自宅です。駐車していた自分の車の中で自ら命を絶ちました。
その知らせを聞いた青森支店の人はもちろん、このパワハラ課長も「あーあって感じ」だったと思います。
それから2年後の2020年2月に、亡くなった方の奥さんが青森労働基準監督署に労災申請をします。
青森労働基準監督署は10ヶ月後の12月(2020年)に、「自ら命を絶った原因は、上司のパワハラで重度のうつ病を発症したためだ」と労災認定しています。
つまり、原因は上司のパワハラだったと政府が認めているということです。
ただ、ハシモトホーム側は「亡くなったことへの法的責任はない」と認めておらず、謝罪もしていません。その結果、1年半後の今回の損害賠償となりました。
担当している弁護士によると、「症状」を作った上司のパワハラだけではなく、
「みずから命を絶つ直前の半年間には、時間外労働が1カ月平均で60時間以上、直近1カ月間はおよそ76時間に及び、過重労働となったことからうつ病などを発症したことが原因」
と報道機関に発表しています。
実は、転職サイトのマイナビに書かれてる、ハシモトホームの募集条件は、
(引用:マイナビ)
月給は23~30万前後、ボーナスは年3回(年収350~600万円)と書かれています。かなり高待遇です。
ただ、問題となる部分もあります。
- 試用期間3ヶ月あり(当社規定)
- 上記には固定残業代(45時間分/56,250円~73,350円)を含みます。超過分は別途支給いたします
- 固定残業代は45時間分ですが、当社の平均残業時間は10時間程度です。
上記の給料の中には固定残業代も含むということです。つまり、残業があってもなくても残業代として決まったお金は払うということです。
もっと簡単に言うと、45時間までは残業代がでないということです。45時間以上をサービス残業にしてしまえば・・・怖いですよね。
1分単位で残業を払う企業が出てきているにもかかわらず、未だにこんな企業があるというのは驚きです。
さらに、平均残業時間は約10時間と書かれています。亡くなった方はこの平均残業時間の6~7倍働いていました。
管理人は若い頃にバブルを経験しています。その当時、仕事がありすぎて朝の6時から夜の12時以降まで、毎日仕事をしていました。よく体がもったと思います。
月間の平均残業時間は200時間を超えていました・・・が、払ってくれる残業代も桁違いでした。
亡くなった40代の営業マンの賃金など細かい部分はすでに弁護士が抑えてると思います。訴訟は長引くと思われますが、どんな結末になるのか見守りたいです。
ハシモトホームの会社概要
本社外観(引用:グーグル・マップ)
ハシモトホームは、
- 1977年11月 八戸市白銀町で設立
- 社長は2代目の橋本吉徳(はしもとよしのり)氏
- 今の社長は先代の息子、他ハウスメーカーで1年修行した後に社長を継ぐ
- 本社青森県八戸市
- 資本金 3,000万円
- 売上高 103億円(2021年9月)
- 従業員 172名(2021年10月1日)
- 支店は8店舗
- 青森支店(青森)
- 八戸支店
- 弘前支店
- 三沢支店
- 盛岡支店(岩手)
- 秋田支店(秋田)
- 大館支店
- 大仙支店
今の社長の橋本吉徳氏のお父さんが会社を起こしてここまで大きくしました。東北では1,2位を争うほど大きなハウスメーカーです。
橋本吉徳社長の顔画像はこちら。
青森県、岩手県、秋田県の3県にまたがっていて、地元でも有数の企業だと言われています。
ただ、ここ3年間の新卒採用の実績を見てみると、
- 2019年 女子2名(大卒)
- 2020年 女子2名(大卒)
- 2021年 男子2名、女子1名
- 合計 男子2名、女子5名
となっています。男子が極端に少ないです。
ということは、男性が余ってる、仕事の割に男性が多くなってしまってるという証拠です。
もしかしたら、そのために、わざといじめをして会社から追い出そうとしてパワハラをしたのかもしれません。が、それは管理人の妄想です。
幸いなことに、この7名の方はまだ在籍しています。若者へのパワハラは少ないようです。
この7名がどのような職種なのか、明らかにされていません。
ハシモトホームの有資格者は、
- 一級建築士 7 名
- 二級建築士 47 名
- 宅地建物取引士 28 名
- 一級建築施工管理技士 3 名
- 二級建築施工管理技士 12 名
- 一級土木施工管理技士 2 名
- 二級土木施工管理技士 3 名
- インテリアコーディネーター 1 名
- 瑕疵保証検査員 7 名
- 気密測定技能者 9 名
となっています。
一級建築士や施工管理技士の人数の割に、宅地建物取引士の人数がとても多いです。8支店で28人ですから、各支店に3,4人はいる計算になります。
一概には言えませんが、家の販売に重点を置いてると見ることができます。
それは、ネットでの評判にも反映されています。
ハシモトホームから家を買った人からのネット評判
ネットの評判と言っても、全く関係のない人からの口コミではなく、家を買ったり、見積もりを出してもらったり、内見をした人たちからの口コミです。
「秋田支店長と担当者が謝罪に来られましたが、自分達は悪くない、関係ない、他のお客様からはとても良かったと言われていると自慢の言葉ばかり。中古物件購入したけどリフォームを自社で施工しないお金にならない客は見下しています。施工業者は担当者が私どもに選択肢無く自社から独立したという一社をほぼ決まり事として連れてきて見積もりを出してきたので頼みましたが最悪です。本社や他支店はわかりませんが、秋田支店は最悪です」(1年前)
「私が経験した話ですが、新居を建てて1年もたたないくだりで、床が浮き上がったり、床がたわんで、キシキシと音が鳴り始めてきたり、その他三箇所くらい隙間風が酷く真冬の事もあり冷気が酷い状態が続いて、あきらかに家全体の温まり方が変わってきて、暖房費が倍くらい変わってきた下りで、ハシモトホーム営業のnさんと言う営業マンに相談と手直ししてほしくて、呼んだところ、サッシがまがって隙間風と雪が入ってきてるにもかからず、ハシモトホームでは、何でも3ミリまで誤差修正内だから、サッシが曲がろうが床が曲がろうが家が曲がろうが治さなくて良いことになってるんですよ!と自慢気に言われたことを今でも覚えています。真冬で床が曲がったのも吸気口を全開に開けていないから、とお客様の自分に対して説教して、吸気口開けときましたからと帰ったのに対して、私は吸気口が開いていないのを気づき、吸気口の製品を調べた所、その吸気口は最初から壊れており、それを隠蔽しようとして帰って行きました。頭に来た私は、どうしても社長の詫びを欲しくて本社に電話しましたが、その営業マンに電話を変わられ、社長に繋げてくれず、もう一人の営業マンに電話を変わられ謝られました。それからと言うもの、まだ治してない箇所もあり、治せないの部分で治せないのかも、分かりませんが。未だに連絡も来ず、放置されています。それでも良くてここで家を建てたいと思う方はどうぞ。自己責任でお願いします。新築で引き渡しの時も、何箇所も施工不良だったり、床にネジ穴が空いてて、子供が足の裏に軽い怪我をしたりしました。私は最低最悪の建築会社だと思ってます」(1年前)
「手をポケットに入れての営業。だるかったみたいです!顔無表情。逆に付き合わせてすみませんでした、感じです」(3年前)
「態度がめっちゃ悪い」(1年前)
これはよくあることです。10人くらいでやっていたときには、みんな同じ方向を向いて一生懸命やりますが、170人とかになってしまうと、変な人も増えてきて眼が行き届かなくなります。
人数が多くなっても良い会社は、支店長の能力が高かったり、各店舗の責任者の能力が素晴らしい場合です。
爆サイや5チャンネルなどの匿名掲示板にも情報が集まっていました。ほとんど、今回のことがニュースになる前の投稿です。
つまり、最近になって品質が低下したわけではないということです。
「ハシモトホームの関連会社(中古住宅)が家の前に勝手に看板立て、しばらく経ってもそのまま。
問い合わせの電話をしたらそれを立てた男性社員が「とっくに外しましたよ!」と逆ギレ。
家の前にまだ看板が立って困っているんだと必死に説明しても一言の詫びもない。
しぶしぶと来てはくれたが、ヘラヘラ笑って反省した様子なし!
誠意が全く感じませんでした」
「自分等で使ってた業者が立てたカーポートの倒壊工事。ハシモト社員自ら現場に行き作業して隠ぺいしてその業者の責任にしようとしてるハシモトホーム。まず全ての工程写真記録鉄則だべ(笑)
偉ぶってパジェロに乗ってくるやつよ自分たち関係ありませんみてーな話しぶりでな(笑)」
「ついに塗装屋に外構やらせるらしい。経験もない人たちにできるわけない」
「おーい、家の前の現場1ヶ月も止まってるじゃねーかよ。大丈夫なのか?何かあったのか?」
「現場監督少ないみたいで大変で会社自体休みも少ないってここの現場監督が嘆いてたよ。間に合ってないんじゃないかな?外構とかも遅れてるって書き込みもあるし」
今シーズン、雪の重みでカーポートが潰れた事故が起きていたということです。
カーポートにも耐荷重があって、大雪の降り方でつぶれたり大丈夫だったりします。ですが、たとえ想定外の大雪であっても、真摯な態度は必要ではないでしょうか。
また、ほかのハウスメーカーで使い物にならなかった人たちのたまり場だという噂もでています。
これだけ悪い噂がでているということは、社長の経営方針や経営センスにも問題があるのではないでしょうか。
というのも、大事件になった北海道の知床遊覧船の社長のように、会社の中身をよくするのも悪くするのも社長だからです。
社長の頭の中の焦点がどこに向かっているのか、それによって会社の良し悪しも決まってくると言えます。
ハシモトホームパワハラ課長の経歴と顔画像
ハシモトホームのパワハラ課長の経歴でわかっていることは、
- 氏名 不明
- 年齢 不明
- 住所 八戸市
- 勤務先 ハシモトホーム青森支店(当事)
- 職種 営業
顔画像は、フェイスブックなどのSNSを含めて、まだ判明していません。
もしかしたら、今回の訴訟が会社に対して起こされてるので、このパワハラ課長はすでにハシモトホームを退社している可能性もあります。
ハシモトホームの橋本良徳社長は、
「訴状を受け取っていないので回答は差し控える」
と、他人事のような返答をしています。
この事件は、一人の命がなくなっているわけですから、事実を明らかにして、真摯に対応してもらいたいものです。
<追記>ハシモトホームで働いていた人の口コミ
ハシモトホームで働いてた方の口コミも少しずつでてきました。
「俺もそろそろ我慢の限界だわ」
「就活時代にこの会社の面接受けたことがある地元民です。就活生3人対管理職2人+営業社員1人の集団面接だったけど、管理職の態度が人を小馬鹿にしてるような印象でした」
「私もこの会社で営業として働いたことがあります。記事の中で最初に驚いたのが、この男性が7年以上も働いていたということ。この会社でこんなに長く働いたということが衝撃です。まずこの時点で十分に他社でやっていける人であったと思われます。優秀でなければすぐにクビになっていたはずだから。そしてこの会社は上の人たちの考え方がおかしいし、それが社員に強制される。奥さんが言った通り、早く辞めていればと思います」
「この会社で2か月働きました。経験者だからと何も教えられず、自分で進んで仕事をするとやり方が違うと言われる。使用期間だからと、2か月で解雇されました。営業社員はミスがあれば、その損益額を自腹で補填させられていました。歩合給には毎月契約して当たり前。今月契約がないのに休みは休むってどういうこと?と朝礼の場で社員を叱責する上司。パワハラのデパートです」
<追記>ハシモトホーム橋本社長の『症状』へのコメント
ハシモトホームの橋本社長は、『症状』を渡したことを認めた上で
「毎年の懇親会で、表彰の一環として渡していたもの。行き過ぎた表現だったかもしれないが、他の人にも渡していたので、亡くなった男性の不調の原因になったか疑問に思う」
と説明してるということです。
つまり、こういった『症状』のやり方を認めていて、他にも多くの営業マンに渡していたということです。むしろ『症状』を称賛している傾向もあります。
毎年同じような『症状』をもらったりあげたりしてると、もらう側の人もその異常さに鈍感になってしまうのかもしれません。
青森県独自の人間性なのでしょうか?理解に苦しみます。青森市にある他のハウスメーカーも同じようないじめがあるという噂も出ています。
<追記>ハシモトホーム青森支店は休業中?
6/22現在、ハシモトホームのHPはもちろん、ツイッターや各種SNSは閉鎖されているか、サーバーが落ちてるか、閲覧不可能になっています。
さらに、ハシモトホーム青森支店への電話も繋がりませんでした。
数日間のおやすみでしたら問題ないですが、会社閉鎖などのケースもでてきます。その場合、現在進行中の新築物件はどうなるのでしょうか。
ハウスメーカーによって対応が違ってきますが、あるハウスメーカーでは、
- 見積もり、契約、着工、引き渡しのいずれでもキャンセル可能
- ただし、進行具合で違約金が変わってくる
- 仮契約段階では10万円くらい
- 本契約では手付金(価格の5~10%前後)+違約金
- 工事がほぼ完成の場合、建築費の大半+違約金を支払ってキャンセル
となっています。
おそらく、ハシモトホームでもこれに近い契約になっているはずです。なにもなく会社が続くのであれば、このまま建ててしまったほうがよさそうです。
問題は、会社を閉鎖・倒産されてしまった場合です。
一般的にハウスメーカーが倒産すると、他のハウスメーカーを探して建築を引き継ぐことになります。その際、あらたに契約を結ぶ必要があります。
すでに支払ってしまった前払金などは、倒産した会社の資産によって返されたりそのままなしにされてしまいます。
ただ、その場合も「住宅完成保証制度」を契約時に締結していれば、損害を補填(ほてん)してもらえる可能性があります。
もちろん、登記は家が完成してからです。中古も所有権を取得した日から1か月以内です。大きな倒産になると、お金は払ったけども、なにも戻ってこないことはよくあることです。
何れにせよ、素人には無理です。時間が限られていますので閉鎖・倒産などが決まったら、すぐに弁護士に相談刷る必要があります。
青森支店以外の支店の様子も現在わかっていません。お近くの方でなにかわかる方がいらっしゃれば、コメント欄に書いてもらえるととても嬉しいです。
<追記>6/23 ハシモトホームHPに謝罪文掲載
6/23に、ハシモトホームのHPに橋本良徳社長の名義で、謝罪文が掲載されました。
現在弊社に関する報道がなされており、関係者の皆様にはご迷惑をお掛けしておりますこと、深くお詫び申し上げます。
弊社といたしましては本件を重く受けとめ、最大限誠意ある対応をとる所存でございます。
現在、原因の調査並びに再発防止策の取りまとめを進めておりますので、取りまとめ次第、速やかに公表させていただきますので、今しばらくお時間を賜れますと幸いです。
尚、本社並びに各支店に問い合わせ等のお電話を数多く頂戴しており、電話回線が逼迫したため、留守番電話に切り替えさせて頂いております。 何卒、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
株式会社ハシモトホーム
代表取締役社長 橋本 吉徳(引用:ハシモトホームHP)
この謝罪文に対してヤフコメで一番いいねをもらってるコメントは、
「社員が亡くなってから、労災認定されてから、数年になります。その間にこういった対応に至らなかった組織の体質を検証してください。人が亡くなってるんですよ。とても腹立たしい」
このニュースを読まれた方の大多数の思いは、このコメントに集約されると思います。
パワハラによって亡くなったのは、2018年の2月です。
今回の事件で明らかになったのは、中小企業の2代目、3代目のこういった鈍感さです。そこに早く気づいてもらいたいものです。
<追記>読者様から、ハシモトホームの新しい情報いただきました
読者様から、ハシモトホームに関する新しい情報をいただきました。
「橋本吉徳社長は大正大学中退だって。
大正って豊島区にある大学らしいが建築科は無いみたい
ツイッター(地元民)によると、現在青森支店は閉所、2018年に閉めたそうで弘前支店も閉めたとか、事件後かもね
父の貞夫会長が強烈ワンマンだから社内もパワハラ気質、でも会長やイエスマンが怖いし誰も言えない
亡くなった方は鬱になるまでがんばったなんて、気の毒すぎる。こんな会社早く辞めてほしかった」
内容についてはこれから精査させていただきます。
コメントしていただいた読者様、とてもありがとうございました。
父親の橋本貞夫会長が強烈ワンマンだったとは・・・あの写真からは想像つきませんね。
ただ、得てして外面がいい人は内面が異常に怖い・・ということもありがちです。
<追記>ハシモトホームが青森テレビへ回答文書
ハシモトホーム側が、青森テレビからの取材に回答文書を提出してることがわかりました。
「訴えに対し会社側は、『亡くなったことへの法的責任はない』としていましたが、23日までにホームページ上に『最大限誠意ある対応をとる所存です』とのコメントを掲載していました。その上で青森テレビの取材に対し、会社側は青森労働基準監督署からの労災認定を受けて社内調査したところ、パワハラと認定される行為が存在したと認識していたこと、そして『ご遺族の方には直接お詫びをし、できる限りご要望を受け入れたく思っております』とコメントしました。 また、男性が自殺したあとの社内調査が不十分だったと反省し、原因の調査と再発防止策の取りまとめを進めるとしています」(引用:青森テレビ)
この中で大切なことは、
- パワハラと認定される行為が存在したと認識していた
- 社内調査が不十分だった
という部分です。
青森労働基準監督署からの認定を知っていたにも関わらず、先日までの返答を繰り返していたこと、遺族からの訴えを無視していたことに、憤りを感じざるを得ません。
<追記>橋本良徳社長認定「侮辱賞状は他の社員にも」
朝日新聞の取材によると、
「 この『症状』ついて橋本社長は、『10年ほど前から、年始行事の余興の一環として、営業成績上位の社員に渡していた。程度の差こそあれ、類似の内容だった』と説明した」
と報道されています。
10年前というと、まだ橋本良徳社長ではなくて橋本貞夫社長の時代です。そのころから、「似たような余興、パワハラが日常化していた」ということを認めたことになります。
<追記>8/23 和解が成立
(引用:青森朝日放送)
【遺族側 川村遼平弁護士】
「8月23日にご遺族と会社などの間で和解が成立しましたので、それを報告する機会を設けさせていただきました」
青森県内に本社がある住宅建築会社、ハシモトホームに勤めていた40代の男性社員がみずから命を絶ったのは、職場のパワーハラスメントや、過重労働が原因であるとして、遺族は、およそ8000万円の損害賠償を求める訴えを起こしていました。
26日に遺族側の弁護士が、訴えを取り下げたことを発表しました。会見で川村弁護士は。
【川村遼平弁護士】
「謝罪、真相究明、そして再発防止、この辺りをきちんと条件として入れていただけるのであれば、和解に応じる余地があると」
弁護士によりますと、7月に入ってから会社側と遺族側が互いの代理人を通じたやり取りをして和解に向けて話し合い、23日に和解が成立したということです。
和解内容には、会社側が非を認め謝罪すること、真相究明に向け社内調査を進めることや、遺族への賠償についても合意したということです。賠償金額は非公表です。~以下略~(引用:青森朝日放送)
和解成立を受け、橋本良徳ハシモトホーム社長は、
「お亡くなりになられました元従業員の方に対し、改めてご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様に対し、大変なご心労をおかけしたこと、改めて深くおわび申し上げます」
とコメントしています。
新しいことが分かり次第、追記していきます。
コメント
橋本吉徳社長は大正大学中退だって。
大正って豊島区にある大学らしいが建築科は無いみたい
ツイッター(地元民)によると、現在青森支店は閉所、2018年に閉めたそうで弘前支店も閉めたとか、事件後かもね
父の貞夫会長が強烈ワンマンだから社内もパワハラ気質、でも会長やイエスマンが怖いし誰も言えない
亡くなった方は鬱になるまでがんばったなんて、気の毒すぎる。こんな会社早く辞めてほしかった
コメントありがとうございます。
とても貴重な情報、ありがとうございます。
本文にも載せさせていただきます。
ありがとうございました。
ハシモトホームのHPにこんなことが書かれています。
https://www.hashimotohome.com/info.html
「今回の事態に関する責任は、全て弊社にございますので、弊社従業員の個人を特定するような記載、又は誹謗中傷につながる記載はお控えいただきますようお願い申し上げます。」
会社ぐるみで直接のパワハラ加害者である上司をかばい立てしようとしているとしか思えません。
実行犯を特定し、制裁を加えなければ意味ないでしょう。
会社に守られのうのうとしている主犯者を、なんとしても特定したいものです。
、
コメントありがとうございます。
わたしもそうおもいます。
ただ、すでに退職してる場合もありますので、難しい可能性もあります
ありがとうございました。