引越しのおはなしのつづきです。前回は引っ越しの裏ワザは断捨離、つまりふるいものはどんどん捨てて整理していきましょうということをシェアしました。次に引っ越しでたいせつなこと、それはチェックリストです。引っ越しの段取りをかんがえることがたいせつです。
引っ越の段取りをチェックリストにすれば、ほとんど終わったようなものです。引っ越しのチェックリストの作り方をシェアします。
お好きな所からどうぞ
前回のおさらい
前回おはなししたのは、引っ越しにの裏ワザ、断捨離と片付けの順番です。「片付け=捨てる」をわかっていない人がおおいんです。古いものをドンドン捨てて、あたらしい生活にとびだしましょう。
わたしのともだち夫婦は、本格的な引越しははじめてということで、かなり苦労をしていました。まず、なにをしなければいけないか?からはじまって、片づけをどうするか?など、いろいろなことが初体験で時間ばかりかかっていてました。すべて、いちからの経験になるので、ふたりともバテバテでした。
引っ越しのとき、荷物をどう片づけるかって、結構、おおきな問題になっていませんか?
まだ前回の記事をよまれてなければ、まずはそちらをよんでみてください。
チェックリストのつくりかたは?
今回は、チェックリストのつくりかたをシェアします。チェックリストというとおおげさなんですが、かんたんにいうと、段取りです。
いつまでに、なにを、どのレベルまですすめるか?という計画をたてることです。行きあたりばったり、目がついたところから・・・ってやっていると、いつまでたっても終わりません。引っ越しに限らず、仕事でもあそびでも旅行でも段取りってたいせつですよね。
では、チェックリストのつくりかたをみていきます。
まず、いちばんはじめに決めることは、
引っ越し日
です。できれば、引っ越ししたつぎの日はおやすみがいいですね。つかれももちろんあるんですが、やはりたりないものがあったりいろんな手続きがあるので、予備的な一日をとっておいたり、1週間ほど引っ越しのあとかたづけができるようなすけじゅーるで引っ越し日を決めていきましょう。
実行日が決まったら、おおまかな計画をたてます。
だいたい1週間前には、荷づくりが終わるように計画しておくと、すこしくらいならおくれても取りかえしがききます。
決めておかなければいけないこまかいこともあります。
- 住所移転にかかわる連絡を、いつにするか?
- 荷物の片づけを終える日。(人別、アイテム別、行先別などわけて)
- お手伝いを頼むかどうか?
- 車など、レンタルするかどうか?・・・
など、だいたいの骨組みを決めておきましょう。
それが決まってから、それぞれの荷物の整理をはじめたほうがうまく行きます。古いものを捨てたり整理するのは予定を決めてからにしましょう。
それといっしょに、こまかい日程や計画もすこしずつつめていきます。もちろん、新居の設計も忘れずにたてはじめましょう。あたらしい家具、調理器具など、見にいく日も1日とっておいて計画しておけば後がかなり楽になります。
気を付けなければいけないことは、現在住んでいる部屋の大家さんには早めに、連絡することです。
契約満了日などを決めて、早めにつたえることでいらない出費をおさえましょう。直前にいうと住んでないあいだの家賃もいわれることがあります。さらに、新聞、電話、免許など住所移転に伴う、事務手続きをする週を決めるのもたいせつです。「あ、わすれてた」なんていうと、ケンカのもとになっちゃいます。余裕をもって新生活をはじめましょう。
また、新しい家にwifiがなかったときには、固定回線を依頼することも忘れがちです。すぐにはつきませんので早めにお願いしておきましょう。wifi工事ができない家だったり、当日まで無理な場合は、レンタルをお勧めします。こちらの姉妹サイトに詳しく解説していますのでご覧になってみてください。
⇒国内向けwifiレンタル徹底比較
チェックリストの項目を、箇条書きでのせておきますので、コピぺなどして、あなた自身でエクセルなどに落として表などをつくってみることをおすすめします。そして、たりないところはどんどん足していきましょう。
引っ越しのチェックリスト
一番初めにやること
- 引越し計画を作成
- 今の大家さんに連絡(2か月前くらいには)
- 新居の大家さんに連絡
- 持っていく大物家電と処分する家電のリストアップ
- 新居のレイアウト
一か月前にすること
- 荷物の整理
- 車、トラックの手配
- 空の段ボール箱、ヒモ、テープなどの梱包材量の手配
- ごみを出す日の確認
- 新しい家具の下見
- 出てきたごみの処分
- 引越しハガキの作成
1週間前にやること
- 金融関係、保険関係、水光熱費関連の手続き
- 新居の掃除
- 新居への新しい家具、カーテン、大型家電などの搬入
- 荷造りした段ボール箱の確認
- 当日まで使うものを分けておく(特に金銭関係)
- インターネット、郵便関連、電気・ガス・水道などの開通日連絡
当日にやること
- 積み込み、搬送、荷卸し
- 届いた荷物の梱包を解いて、置き場所に入れる
- 旧住所の清掃
- 新居まわりのご近所さんへあいさつ回り
- 旧住居で使用していた家電、家具等廃棄処分品の運搬
- ごみの整理
引越し後1週間以内にやること
- 転入届、免許の変更等住所変更に伴う連絡
- 引越しの時に出たごみの処分
住所変更に伴う連絡先
- 市役所(住民票の移転)
- 新、旧大家さん(不動産屋さん)
- ガス
- 電気
- 水道
- 新聞屋さん
- 学校、会社
- 年金
- 電話(固定、ケータイ)
- 銀行、組合など
- 生命、損保、地震、火災保険等の保険会社
- 自動車免許、自動車の登録等
- 郵便局
- 印鑑登録
- NHK
- TV、インターネット関連
- 近所、両親、親戚、友達など
- 各種カード会社(T・・とか、セゾン・・、ETC・・なども)
こうやって書くと、結構ありますね。
あちこちに連絡する日を1日くらいとった方がうまくいきそうです。わたしのともだち夫婦は、実家にはいったので、手続きも半分くらいすくなかったようです。でも、ほとんど一日かかってしまったようです。まあ、あちこち連絡しながら、デート気分で新しい家具も見て回ったっていっていましたので仕方ないかもしれません。
ここに書いたのは、あくまでもわたしの地域にあった段取りですので、あなたがすんでる地域や、年齢によってかなりちがってくるところがあるとおもいます。あなたご自身の環境にあわせて、ちょっとずつチューニングしていくことをおすすめします。
頭のなかのシミュレーションゲームだとおもってやるとおもしろいですよ。とくに、あたらしい家をイメージしながら計画をつくると、楽しさアップします。あなたのたいせつなひととはなしあいながら、すすめていってください。
チェックリストを作ったら?
チェックリストの作りかたをおおざっぱですが、おはなししてきました。おわかりになっていただけたでしょうか。引っ越しすることがきまったら、まずはチェックリスト、段取りをつくりましょう。
そして、さいごにもうひとつだけ友達にアドバイスしたことがあります。それは、計画ができたら、大きな紙に書いて、目のつく場所にはっておくということです。
だいたいのひとは、頭のなかで段取りをつくるだけでそのとおりにしません。というか、わすれてしまうんです。それでは、せっかく時間をかけてつくったものがもったいないですから、目のつくところにはっておきましょう。新居のイメージも一緒に貼っておくと、見るのがたのしくなってきて新しいアイデアもどんどん出てくることがあります。
わたしのともだち夫婦も、引っ越しによっておたがいのあたらしいところが見えたっていっていました。ふだんは頼りになるかどうかわからないようなだんなさんだったんですが、意外にたくましく、おもいものもしっかり持ったり、やさしくしてくれたり、てきぱきしてたそうです。
そうかんがえると引っ越しも、面白いゲームだったり夫婦が仲良くなるきっかけになるかもしれません。つまり、どれだけ本気で楽しむかによって、おたがいにかけがえのない存在になれるかってことだと感じました。
あなたも引っ越しがきまったら、チャンスだとおもっていろいろなことにチャレンジしてみてはどうでしょうか。
ちなみに、前回もおはなししましたが、引っ越し業者にたのもう!ということになったら、こちらのサイトがとてもべんりです。
引っ越し業者といってもいろいろあります。わたしのところはいなかですから、3つほどしかありませんが、やっぱり金額もやることもすこしずつちがっています。ひとによって仕事の中身も変わってくるのは当然ですが、社風もありますので、金額をたしかめたら口コミなども検索してみることをおすすめします。
ただ、裏ワザとしては、当日に心づけを渡すというものがあります。昔はあたりまえでしたが、最近では知ってるひともすくなくなってきたようです。コーヒー代のようなかんじでそれほど高くなくてもいいのですが、直接ポケットに入るから、やる気がちがいますよ!
いつもありがとうございます。