東京・新宿区歌舞伎町でクリニックを営む精神科医の伊沢純(いざわじゅん)容疑者(51)が、女性に対する傷害行為の疑いで逮捕された事件。
伊沢純容疑者は日本医科大学卒業で4、5回目の逮捕となります。伊沢純容疑者の詳しい経歴を検証します。
伊沢純の経歴「日本医科大学卒業」
ニュースで報道された伊沢純容疑者の経歴や詳細な事実は、
- 東京クリニック院長(新宿歌舞伎町)
- 精神科医
- 51歳
- 2008年に向精神薬「リタリン」の違法処方で医師法違反、罰金50万円
- 2007年、2014年にも助成に対する傷害事件、医師法違反
- 業務停止処分2回
などでした。
そこで、まず東京クリニックを調べてみると、HPがありました。(⇒tokyoclinic.tokyo)
(同じ名前のクリニックがありますが、そちらは健全で本当のクリニックです)
伊沢純容疑者の東京クリニックです。
いかにもあやしい・・という雰囲気が漂ってるのが分かると思います。
ドクターのページには、伊沢純容疑者の顔画像と経歴などが載っていました。
日本医科大学卒。医療、福祉、行政、ボランティアに様々取り組んでいます。
アウトライン
メインの仕事は開業医ですがテナント業もしていて、エステサロン、ネイルサロン、フォトスタジオ、広告代理店、デリバティブ投資会社、アイドル系芸能事務所などにテナントを貸しています。楽天家です。特技は投影検査、描画検査。
出身大学は日本医科大学ということでした。日本医科大学は私立大学医学部の中でもトップクラスの偏差値だと言われています。
ただ、開業医以外にテナント業もしてると書かれています。
住所は、新宿区歌舞伎町1丁目2-3 レオ新宿6F。
地図で見てみると、
新宿駅のすぐ近く、ゴールデン街の横にあります。
外観は、
真ん中にある「レオ新宿」の建物です。ニュースには、となりの「鳥貴族」の看板が映っていました。
伊沢純容疑者の過去の逮捕歴「一番はじめは1999年」
ネットの掲示板には、2007年のころの伊沢純容疑者の東京クリニックについて口コミが書かれていました。
警視庁生活環境課は16日、医師法違反(無資格医業)の疑いで、東京・歌舞伎町の診療所「東京クリニック」と関係先数カ所を家宅捜索した。
同診療所は「簡単にリタリンを出す医療機関」としてインターネット上などで有名で、
新宿区の保健所や都には「診察をせずにリタリンを処方している」などの苦情が2005年以降、約40件寄せられ、同保健所は9月18日に立ち入り検査した。
◇元院長との一問一答
伊澤純元院長は10月に毎日新聞の計4回の取材に対し、「一目見ただけでその人の性格が分かる」などと、多数の患者を診察するテクニックなどを説明していた。主な一問一答は以下の通り。
--どうして一日200人もの患者を診察できるのか。
・テクニックがあるんだよ。一発で分かるんだ。(取材した2人の記者を指さし)あなたの性格から、あなたの性格まで。
--じゃあ、私の性格を教えて下さいよ。
・有料、有料。
--(保険証を見せ)診察してもらえるんでしょう。
・病気でないのに、取材のために不正に保険証を使えば法律違反になる。社会問題ですよ。
--十分な診察をせずにリタリンを処方していると批判されているが。
・……
--医療法などの違反はないということか。
・(何度もうなずく)
ーーがインタビュアーで、「・」が伊沢純容疑者の答えです。
2007年当事から、ネットでは、「簡単にリタリンを出す医療機関」として認知されていたということです。
医薬品サイトによると、リタリンとは「中枢神経刺激剤」で、うつ病などにつかわれているものです。覚醒作用や気分を高揚させたりする場合があるので、裏社会では別な目的で使われることもあるということです。
つまりは、「クリニックというよりはヤバいくすりを売ってくれるお店」という感じだと掲示板に書かれていました。
そして、伊沢純容疑者の経歴や前科について詳しく書かれていました。
1998年 日本医科大学卒業
1998年~2002年 新潟上野クリニック
2002年~2007年 東京クリニック院長兼開設者(西麻布→歌舞伎町)
2007年~ 医師免許停止2年
前科
1999年 痴漢で罰金5万円の罰金刑
2001年 交際していた女性への傷害罪、住居不浸入で罰金10万円
2006年 患者への傷害罪で執行猶予3年、懲役2年の有罪
その他患者に必要もない注射を打とうとして患者を突き飛ばして書類送検など日常的に患者への暴力が絶えない。
2007年 医業停止2年
2007年11月 医師法、医療法違反で何度も強制捜査が入り、伊澤純自身任意同行される
2008年1月(予定) 東京クリニック廃院
その他
リタリンを安易に処方し、薬物依存症に陥った患者多数
患者への暴行、診療所のスタッフへの暴力、罵声が絶えなかった
執行猶予の身でありながら医業停止の決定まで何食わぬ顔で診察を行うなどモラルに欠ける人間である。
次回の医道審議会(2008年3月?)で医師免許剥奪処分を受ける可能性が高く、また医師法、医療法違反で執行猶予(3年)が取り消され懲役2年になる可能性が高いと思われる。
見ての通り、何回も逮捕されています。
- 1回目・・・痴漢容疑
- 2回目・・・婦女暴行、住居侵入
- 3回目・・・患者への暴行(懲役2年、執行猶予3年)
- 4回目・・・医療法違反(執行猶予中なので執行猶予取り消し、懲役)
この4回目が2008年です。
2008年以降の逮捕歴などは、現在調査中です。今回の傷害、覚醒剤の逮捕によって、医業停止ではなくて免許剥奪になりそうです。
今回の伊沢純容疑者の犯罪行為「傷害と覚醒剤所持」
今回の伊沢純容疑者が逮捕された犯罪容疑は、
- 女性に対する傷害
- 覚醒剤所持
だとニュースで報道されています。
女性に対する傷害とは、交際していた女性に対する「蹴る」などの暴行です。はじめは患者として来院してきた女性に「睡眠薬をあげるからうちにおいで」と誘って、交際を始めました。
この女性以外にも、複数の女性から伊沢容疑者への相談が警察に寄せられているということです。
2008年の頃と同じように、「リタリン」を処方しながら暴行を加えていた可能性があるということです。
伊沢純容疑者の経歴、顔画像
伊沢純容疑者の経歴をまとめると
- 1998年 日本医科大学卒業
- 1998年~2002年 新潟上野クリニック
- 1999年 痴漢で罰金5万円の罰金刑
- 2001年 交際していた女性への傷害罪、住居不浸入で罰金10万円
- 2002年 東京クリニック開設
- 2006年 患者への傷害罪で執行猶予3年、懲役2年の有罪
- 2007年 医業停止2年
- 2008年 東京クリニック廃院
- 200?年 東京クリニック再開
- 2022年 逮捕
伊沢純容疑者の顔画像をまとめました。
東京クリニックのHPでは、
東京戸クリニック紹介サイトでは
逮捕時のニュースでは、
なるべく早く医師免許を剥奪してもらいたいものです。新しいことが分かり次第、追記してきます。
コメント
タイトルの東京医大は何なんですか?日本医科大学なのどっちなの
東京医大に対してすごい風評被害だと思うのですが
ご指摘ありがとうございました。
すぐに日本医科大学に訂正させていただきました。
ありがとうございました。