知床半島沖で遊覧船事故を起こした知床遊覧船の桂田精一社長は、観光をメインにしたホテル多角化経営を目指していました。
桂田精一社長が経営していたホテルは4つ。場所と外観を調査していくと、海だけじゃなく経営も全くの素人だとわかりました。
桂田精一社長経営ホテルは4つ「経営の知識もない素人」
桂田精一社長が経営してるホテルは4つ。しれとこ村グループと呼ばれるグループ企業です。
この中で、ホテルは4つ。
- 世界自然遺産の宿 しれとこ村
- 流氷と温泉の宿 海に桂田
- shiretoko HOSTEL hanare
- 秘境知床の宿 地の涯
桂田精一社長は海に関してはズブの素人だと言われていますが、経営の知識に関しても、まったくなく、場所といい、ネーミングといい、素人の匂いがします。
世界自然遺産の宿 しれとこ村
旧名「つくだ荘」で、創業29年の老舗ホテルです。
コンサルタントに言われて改名しました。
桂田精一社長の父親の桂田鉄三会長のときに創業して、2015年に桂田精一社長が引き継ぎました。
詳細は、
- 住所 北海道斜里郡斜里町ウトロ中島125
- 客室 55室
- 送迎あり
- バス・トイレなし
- 共同洗面所
- 1泊2食付きで1万円前後
現在は、すべての予約を中止しています。
今どきバス・トイレ無しで共同の洗面所を使うタイプの旅館って、めったにないですよね。
名前を変えたり、内装を変えるのもいいですが、もっとコンセプトとか本質を変えない限り、黒字化は難しそうです。
場所はこんな感じです。
外観は、
食べログなどに載っていた評価をまとめます。
繁忙期ですから、多少高めだったようですね。
ただ、値段のほとんどは料理なんだと思います。
他の口コミの方が述べられているように、豪華な料理の数々・・・
ただ、それだけにお部屋のほうに、価格が反映されていないようでした。
他にも、
「昔ながらの民宿らしい民宿といえばその通りですが、トイレや洗面所は部屋についてませんし、ただでさえ薄いドアには隙間もあるので、廊下を行きかう人の足音が、枕元にまで響いてきます。通常、民宿は規模が小さくて宿泊客も少ないので、壁が薄くても対人ストレスを感じることは珍しいのですが、ここは宿泊客が多いのであからさまに気配が押し寄せてくる感じです」
「優雅にくつろげる部屋ではないので、豪華な食事をした際にアルコールを飲んで寝入ってしまうのが、正しい過ごし方かもしれません」
「翌日朝食会場に向かうと昨日たくさん居たお客さんの正体がわかりました。
皆さんバスの運転手とバスガイドさんですね。
それも制服が微妙に違うのでいろんな会社の方がここにまとまって泊まっていたようです。
恐らくバスのお客さんはウトロの他のホテルなどに泊まっていてバス会社の方はこちらなんでしょう。我々よりも先にチェックアウトしていきました」
などでした。
流氷と温泉の宿 海に桂田
旧名「国民宿舎桂田」です。こちらもコンサルタントに言われて改名しました。
詳細は、
- 木造2階建て
- 和室17室(低イン0名)
- 海側11部屋、山側6部屋
- 住所 北海道斜里郡斜里町ウトロ東361
- 1泊素泊まり朝食付き 6,700円~
旧名が国民宿舎ですのでかなり古めかしい建物、内装です。リホームしてリブランドしたようですが、ネーミングがちょっと。
赤いタブが「海に桂田」です。
外観はこんな感じ。
奥の赤い建物が「海に桂田」です。
目の前にはこんな感じで海が広がっています。ロケーションはとてもいいですね。
shiretoko HOSTEL hanare
しれとこ村のすぐ隣りにあるホステルです。民家を買い取ってリホームしたようです。
詳細は、
- 住所 北海道斜里郡斜里町ウトロ中島136
- 男女共用ルーム、女性ルーム、個室
- 鍵なし
- 1泊4000円~
ここで数年前にレイプ事件がありました。が、桂田精一社長らがすべて隠蔽した模様です。
リツート&拡散希望です!#me too運動が世界中で広がりを見せている中、世界遺産が堪能出来ると謳っている北海道の知床村の”しれとこ村つくだ荘”(ゲストハウス ハナレ)で信じられない事件が発生し隠蔽されました! 2019,6,23なんと安心安全が売りの女性専用の部屋に鍵が全くなく誰でも侵入出来る状態で運営しているんです!なので深夜モンゴル人観光客が侵入し、フランス人観光客がレイプされました。同室の日本人が異常に気づき通報しました。本当にあってはならない悲しい事が発生しました。震えて泣いている被害者の通訳に警察や病院に付き添った女性従業員に、今すぐ戻って明日の仕事の準備をしろ!フランス人はオープンだから自分から誘ったのではと言い放った経営陣!被害者に正式な謝罪もなく事件を隠蔽するように従業員に指示を出しました。強姦事件を隠蔽し侵入事件で片付けました!しかも翌日も鍵がないまま何事もなかったように女性のお客様達を宿泊させていました。他にも従業員同士の暴行事件、2019,8,1(加害者は網走刑務所に収監されました。)三十日の連続勤務や休憩なしの11時間勤務など労働基準法違反だらけの職場で過労死寸前でした!賃金未払いや外国人労働者の深刻なイジメもありました。経営者に職場の改善要望等を伝えたく、何度も話し合いの場を求めても、のらりくらりと逃げられました。このようなゲストハウスに、海外からの観光客や女性客が今も宿泊しているのが事実です!本当にあってはならない事です。被害にあわれたフランス人女性や一緒に旅行に来られた友人達に、心から申し訳ないと思っています。日本を代表する観光地北海道の知床で起こった事件!国内外の全てのお客様が安心して宿泊してもらえるように改善してもらいたいです!
ちょっと長いのでまとめると、
- 女性部屋に鍵がなかった
- フランス人観光客がモンゴル人観光客に暴行された
- 経営陣がとんでもない対応をしていた
- 「明日の仕事の用意をしろ」
- 「自分から誘ったんじゃ?」
- 従業員に「事件のことを隠せ」と指示
- それ以降も鍵はつけられなかった
- 従業員同士の暴行事件やブラックな働き方だった
- 経営陣はなんの対応もせず、逃げていた
という感じです。
建物だけ作っておいて、規則やレギュレーションなどまったくない感じです。いかにも田舎の民宿といった感じで、経営的なセンスもなさそうです。
もちろん、こちらも予約中止中です。
秘境知床の宿 地の涯
斜里町ウトロからちょっと離れた岩尾別温泉にあるホテルです。
名前の通り山の中にあって、かなり秘境を楽しめそうです。
詳細は、
- 住所 北海道斜里郡斜里町岩尾別温泉内
地図は、
人が住んでないところを、これでもかというくらいに行った山奥です。
外観は、
いかにも熊が出てきそうな場所です。
桂田精一社長経営ホテルは4つ
桂田精一社長は、ホテル経営を桂田鉄三会長から引き継ぎました。
そして、しれとこ村にたまたまやってきた有名コンサルタントの小山昇氏のアドバイスを受けて、4つのホテルと知床遊覧船の5つの会社でしれとこ村グループをつくりました。
ただ、みてもらったように、なかなか黒字化できそうなホテルではなさそうです。
日刊ゲンダイでは、こんな証言ももらっています。
ネットでは、
「そもそも、旅行客が少ないんじゃない?」
「ここで黒字化するって大変そう」
といった声も上がっています。
そこでコンサルタントのアドバイスが会ったかどうかわかりませんが、桂田精一社長はコストカットに走ってしまったわけです。
そのしわ寄せが今回の事故になってしまったともいえます。
新しいことが分かり次第追記していきます。
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