一昨年の10月に、三重県伊賀市島ヶ原地区で宇都宮秀之さん(当時46)の命を奪った事件の犯人の4人が逮捕されました。
犯人のうちの一人、中岡恵佑(なかおかけいすけ)容疑者(31)は、伊賀市議の中でも有名な中岡久徳市議の長男ではないか?職業は社長じゃないの?と疑いが持たれています。
中岡恵佑(なかおかけいすけ)容疑者の仕事や職業を検証します。
中岡恵佑容疑者は金持ち社長「身につけるものがブランド」
ニュースで報道された中岡恵佑(なかおかけいすけ)容疑者の画像です。お酒を飲んでるらしく、赤ら顔で楽しそうです。
中岡恵佑容疑者が着ている服は、「RVCA」というブランドのアウターです。おそらくあまりでまわっていない限定品だと思われます。
1着1万円くらいです。
更にネックレスがでかいです。拡大してみると、
ちょっとわかりませんが、ブランド品ではないでしょうか。
別なニュースでも違うネックレスを付けていました。
ナイキのアウターに、有名ブランドのネックレスです。
ニュースでは無職と報道されていますが、無職だからお金が無いというわけではなくて、お金持ちだから仕事をしていないというケースも考えられます。
さらに、先月、メーテレの取材に答えてる中岡恵佑容疑者の動画もアップされています。
行方不明になってる宇都宮さんを探してるというインタビューです。
<宇都宮さんという方が、行方不明になっていると聞いてまして>という記者の方の質問に対して、
「あっ、みたいですね。僕が知り合いに聞いたのは、宇都宮さんがいなくなる前の日に、中国か韓国にいるみたいな感じで、宇都宮さんのインスタに上がっていたみたいですけど、そこから連絡が取れなくなってしまってる」(中岡恵佑容疑者)
「いなくなってからも実家も何回か行って、お父さんもお母さんも連絡取ってますけど、今は取っていないですけど、みんな探してましたからね、僕らも探してましたし」(中岡恵佑容疑者)
と、神妙に答えてる姿が映っていました。
そのあとは、足早に車にもどっていきました。ただ、その車は、中岡恵佑容疑者が運転してきたとしたら、左ハンドルの高級車でした。
さらに、インタビューを受けてるときの服装をよく調べてみると、「FOG ESSENTIALS」というブランドのリフレクターバックプリント プルオーバー パーカー(22,000円)でした。
中岡恵佑容疑者の仕事、職業は、いったいなんだったのでしょうか?
中岡恵佑容疑者と同姓同名「中岡久徳伊賀市議の長男」
中岡恵佑容疑者はどこの会社に勤務していたのか、それとも経営していたのか調べてみると、名前がいくつか上がってきました。
これは、三重県の建設業許可業者名簿の一部です。
ここに、(株)NRKの代表者として「中岡恵佑」という名前がありました。
さらに深くこの(株)NRKを知らべていくと、伊賀市市議会の中岡久徳市議とバスの転回場用地の借地契約問題というのがでてきました。
中岡久徳市議は、8期目のベテラン市議です。自民党との太いパイプもあって、
「高市早苗前総務相をはじめ、名だたる政治家らと親交が深い」(関係議員)
「省庁の幹部らと携帯電話で連絡が取れる関係」(市職員)
「普通なら門前払いされる国への予算要望が通る」(市職員)
という感じで、大物政治家の一人と言ってもいいです。
この方は今、辞職勧告を受けています。それがバスの転回場用地の借地契約問題です。
発端は、中岡久徳市議の奥さんが経営してる丸中産業(ガソリンスタンド)が持ってる土地を、次男が役員を務めていたNRKエナジーという会社に売却。
中岡久徳市議は、そのNRKエナジーに通常よりも高く賃料を払う19年間の契約を結んだということです。
いわば、身内が儲かるように、市のお金を身内の懐にたくさん入れようとした疑いです。
ただ、中岡久徳市議は、契約時点では次男は退社してると表明しています。
問題の次男が、「中岡恵佑」という名前なんです。伊勢新聞にはっきりと名前が書かれていました。
(引用:伊勢新聞)
この記事によると、契約の段階で「中岡恵佑」氏は丸中産業に戻ってたようです。
この中岡久徳市議の息子さんの「中岡恵佑」氏が、今回逮捕された中岡恵佑容疑者と同一人物なのか、はっきりとしたことはまだ調査中です。
さらに、伊賀市ではもうひとつの事件がおこっています。
産廃の不法投棄の内部告発です。産廃の不法投棄なら取り調べればいいのですが、問題は、内部告発者の名前を産廃を不法投棄した会社の社長に漏らしてしまったということです。
市役所の職員が勝手に漏らしてしまったといわれています。
が、これはもしかしたら、産廃不法投棄した会社の社長が市役所や市長に圧力をかけたのでは?と噂になっています。
そこに関係しているのが、大阪での放火事件ではないか?ともいわれています。
今回の宇都宮さん事件では、中岡恵佑容疑者以外に3人の犯人が逮捕されています。
実は、中岡恵佑容疑者は、この件で逮捕されたわけではなくて、去年10月、大阪市内で発生した放火事件で逮捕・起訴されていました。
一人の犯行ではなくて、韓国籍で住所不定の張誠根容疑者との共犯ということでした。
他の二人も詐欺容疑で逮捕されていて、遺体を遺棄したと自白して、事件がわかったということでした。
この4人のバラバラさを考えてみると、単純に仲間割れということではなさそうで、産廃の不法投棄にからんだなにか深い理由がありそうです。
警察による取り調べを期待したいです。新しいことがわかれば追記してきます。
中岡恵佑容疑者へのネットの反応
「山北容疑者が、(宇都宮さんに)お金を貸して、返してもらえないと聞いた」
まあ、だいたい、想像はつく。
ヤフコメには、違反コメントがたくさん来ているようで表示されませんでした。
まあ、地方のチンピラのあいだの権力闘争とか、いざこざから起きた事件のような気がします。なるべく関わり合いになりたくない人たちですね。
<追記>中岡恵佑容疑者たちが遺体を遺棄した現場が判明
被害者の宇都宮秀之さんが中岡恵佑容疑者を含む4人に襲われたのが、JR島ケ原駅付近(伊賀市島ケ原)です。
そして、広岡陸斗容疑者、山北進容疑者が「遺体を遺棄した」と供述したのが、JR島ケ原駅から約30キロ離れた津市美杉町の山林だとわかりました。
ナビタイムで見てみると、
距離は約70kmくらい離れています。車だと1時間半から2時間位です。
犯行現場のJR島ケ原駅と遺棄場所の津市美杉町のちょうど間に、中岡恵佑容疑者がすむ名張市があるというのがなにか意味がありそうです。
<追記>「中岡恵佑」は丸中産業の社長だったと判明
中岡久徳市議の関係したバス転回場用地の借地契約問題で調査特別委員会が平成30年に持たれました。その報告書です。
(引用:伊賀市調査報告書)
この中で、第6回の証人尋問の回で、「中岡恵佑」という人物が丸中産業の社長だったことがわかりました。
第6回は、平成30年2月に行われています。丸中産業の全代表取締役社長が中岡加奈子氏(母親)で、父親が中岡久徳市議です。
この中岡恵佑丸中産業社長が中岡恵佑容疑者かどうかは、まだ確定していません。
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