千葉県松戸市高塚新田の県道で、曽我康之(そがやすゆき)容疑者(55)が飲酒運転をして、会社員の小野寺佑季さん(21)をはねた事件。
曽我康之容疑者が逮捕された松戸市事故現場は、かなり真っ直ぐな道です。壊れた軽乗用車や自転車の画像から、時速60kmくらいで追突したと思われます。
曽我康之容疑者が飲酒運転のせいで、一瞬寝ていた可能性も。
曽我康之が逮捕された松戸市事故現場「時速60kmで追突か」
曽我康之容疑者が逮捕された松戸市の事故現場は、ニュース画像では、
このがぞうだけではわかりにくいですが、横断歩道と信号機がある場所です。
実際に曽我康之容疑者が小野寺佑季さんを引いた場所は、もうちょっと先になります。
この曽我康之容疑者が逮捕された事故現場の画像から推測すると、事故現場は、松戸市高塚新田の県道51号線だとわかりました。
赤丸の部分が事故現場です。もうちょっと拡大してみると、
小野寺佑季さんは、この地図の上方(北側)から自転車で走ってきて、青矢印のところにある信号機を過ぎたあたりで、後ろから来た曽我康之容疑者に引かれました。
この前後の見通しを見てみます。
この画像が、ちょうど警察官が立っていた場所で、道は南側に進んでいます。ずっと真っ直ぐな事がわかります。
ただ、両サイドとも木がおいしげっていますし、街灯などはほとんど見当たりません。
事故が起きた午後10時半というと、この道は真っ暗だったと思われます。
反対方向を振り返ってみると、こんな感じの見通しです。画面の奥から2人は走ってきました。
ここも真っ直ぐなのですが、民家がありますので、かなり明るかったのではないでしょうか。
注目すべきは、左右にある歩道です。
実は、この歩道、ここで終わりになっています。ちょっと引き返して事故現場方面を見てもらうとよくわかります。
両サイドとも、歩道があってガードレールがありますが、信号機までです。
その先はかなり道幅も狭くなっています。車も歩行者も自転車も注意が必要な道です。こんな感じです。
ちょうど自転車に乗った人が映っています。後ろからくる大型トラックは道幅いっぱいで、かなり危険な状態だというのがわかります。
こんな細い道で、真っ暗な午後10時半、自転車で通るのはかなり危険な状態です。
さらに、事故を起こした曽我康之容疑者は飲酒をしていたので、かなりのスピード「時速約60km以上」を出していたとおもわれます。
曽我康之容疑者は「時速約60km以上」を出していた?
事故を起こした曽我康之容疑者の車の破損状況と、ぶつけられた小野寺佑季さんの被害自転車の画像がニュースで報道されていました。
ぶつけられた小野寺佑季さんの被害自転車の画像はこちら。
後ろのタイヤが半分壊れています。これはかなりの衝撃でまっすぐ当てられたのではないでしょか。拡大してみます。
曽我康之容疑者の車の破損状況はこちら。
左側のヘッドライト、フロントガラスの左側が破損してるのがわかります。ただ、ドアミラーは破損していないので、まっすぐ後ろからぶつかったと思われます。
拡大してみると、
これだけ壊れるのはかなり衝撃です。
普通に自転車で走っていて、後ろからぶつけられてこれだけへこむのはかなりのスピードが出ていた証拠です。
ある保険会社のサイトでアップされていた画像ですが、時速約60kmでぶつかった後の車の破損状態です。
これは、大体同じくらいと言っても良いかもしれません。
更に同サイトでは、制動距離(停止距離)と速度別歩行者の生存率の表がアップされていました。
速度別の制動距離は、
- 50km/h:約28m
- 60km/h:約36m
- 70km/h:約46m
- 80km/h:約57m
衝突時の速度別歩行者の生存率は、
- 時速30km以内:生存率90%以上
- 時速40km以内:生存率60%以上
- 時速50km以内:生存率20%以下
- 時速60km以内:生存率3%以下
時速60kmだと、前に歩行者や自転車がいるとわかってブレーキを踏んでから、約36mも進んでしまいます。
その間にはねてしまったら、歩行者の場合は生存率が約3%しかないという調査です。
また、わたしもそうですが飲酒をすると眠くなります。その理由があるクリニックのサイトで、
体内に吸収されたアルコールが血液に乗って脳まで達すると、脳内にある神経系に作用。鎮静効果をもたらします。その結果、お酒を飲むと眠くなると考えられています。(引用:SALUS CLINIC)
と、医学的に証明されていました。
今回の曽我康之容疑者もおそらくこのケースと同じだと思われます。飲酒した曽我康之容疑者が、一瞬寝落ちしたりウトウトとした瞬間に、小野寺佑季さんに後ろから衝突したと思われます。
たとえ飲酒したとしても、曽我康之容疑者がもう少しスピードを落として時速30kmくらいで運転していたり、小野寺佑季さんがもう少し、5分くらい後でこの場所をとおっていれば、こんな悲惨な事故は起きませんでした。
運が悪かったとしか言えませんが、曽我康之容疑者が飲酒をしたのが一番の原因です。厳罰に処してもらいたいものです。
曽我康之容疑者の顔画像「気の小さい普通のおじさん」
曽我康之容疑者が警察に連行されるときの顔画像がしっかりと報道されていました。
建物をでてくるときには前を見ていたのですが、報道陣のカメラを見ると下向きに顔をうつむいて歩いていました。
曽我康之容疑者は55歳なので、フェイスブックやインスタ、ツイッターなどのSNSをやってる痕跡はありませんでした。
フェイスブックは、
ツイッターは、
どれも投稿がいっさいない空のアカウントでした。
曽我康之容疑者へのネットの反応
通学の子供たちもよく通る道です。もう少し安全な道であったなら、せめて、死亡事故は防げていたかもと思うと悲しいです。
千葉県道路管理の方々、交通弱者の安全確保の施策、危険道路の再点検をお願いします。
というのも飲酒運転で検挙される時点で、既に飲酒運転をしちゃってる訳だし、そんな事後処理方式じゃバレなきゃOKという事にも、、
ましてや依存症患者なんて、どんなに厳罰化しようが無免許でも何してでも乗るだろうし。
なので飲酒運転をする前に強制的に阻止するようなシステムを導入する位しか、、まあ将来的に自動運転を控えた今やるかどうか!?
飲酒運転が絶無にならないのも、その部分が解決(物理的にロックがかかる・・みたいな)しないと無理なのかな。
あるいは・・飲酒運転で事故を犯したら、有無を言わさず「極罪」扱いにでもするとか?
こういう悲報は、正直なところ、いたたまれない。
金で解決される問題じゃないんだよなあ。
全車アルコール検知機の導入を義務づけて、検知機がアルコールを検知したらエンジンがかからないようにする。EVならモーターが廻らないように。
エンジン始動後に検知されたら、アラームが鳴って自動でハザード出して停止するようにする。
多くの人が言ってるように、全車アルコール検知器の導入が必要な時代になってると思います。
実際には、
「ガスセンサーによる呼気のアルコール濃度チェックとエンジンのイグニッションを連動させたシステム(アルコールインターロック)もすでに存在する。近年ではカメラ画像によるドライバー認識などと組み合わせて不正をしにくくしたものも少なくない。正しく使えば動作精度や実用性に問題はなく、飲酒運転防止に大いに貢献する。(引用:Response)」
ということで、すでに実用化の目処は立ってるということです。
とはいえこの機能が全車に適用されるまではかなりの時間がかかります。その理由として、このサイトでは、
「業界や業種ごとの事情もあり、車両メーカーとしては安全機能とはいえ利便性も制限される機能をいきなり全車種に展開するわけにはいかない。法規制にも関連する装備や仕様は、どちらかというと協調領域として自工会等での議論に委ねざるをえない。(引用:Response)」
という法整備の問題があると書かれています。
ただ、事故関連に強い情報提供者によると、
「法整備以前に、警察も市役所も児相もお役人関連は、何かがおきないと何も動かないという根本意識があるからではないでしょうか。どの事件でも予兆や前兆があって、そのときに止めておけば事件は起きません。いわば予防医学、予防警備、予防管理のようなものです。今の日本がもっと住みやすくなるためには、これからの時代、予防することが大切になると思われます。」
と話されていました。ぜひ、アルコールを感知したらエンジンが始動しない車を販売してもらいたいです。
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