5/5の午後、秀岳館高校サッカー部の一連の暴行事件に対して、秀岳館高校側が記者会見を開きます。
秀岳館高校記者会見の内容を検証するとともに、暴行動画流出から説明会までの経緯をまとめます。
- 秀岳館高校記者会見の内容
- 秀岳館高校記者会見の段原一詞監督の質疑応答
- 秀岳館高校サッカー部コーチ暴力事件「暴行動画流出から説明会までの経緯まとめ」
- 4/20 3年生へのコーチによる暴行(殴る蹴る)動画が流出
- 4/22 サッカー部3年生による謝罪動画がアップ
- 4/25 サッカー部段原一詞監督が『スッキリ』出演
- 4/25 暴行した男性コーチを書類送検
- 4/25 段原一詞監督の部員に対する脅迫音声が流出
- 4/26 秀岳館高校側がこの音声を段原一詞監督のものだと認定
- 5/4 秀岳館高校で、保護者に対する説明会
- 段原一詞監督の経歴
- 段原一詞監督の顔画像
- <追記>中川校長が「段原一詞監督は事実上、”更迭”」と明かす
- <追記>5/17、段原一詞監督が退職
秀岳館高校記者会見の内容
5/5の午後秀岳館高校による記者会見が行われました。
秀岳館高校からは、中川靜也校長、鶴浜邦一本部長、白井勇、渡部久義の両教頭、自宅謹慎中のサッカー部の段原一詞監督の5人が出席しました。
冒頭、5人が軽く頭を下げたあと、中川校長が、
「絶対あってはならないことを起こしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。断腸の思いでございます。深く深く、お詫び申し上げます」
と謝罪しました。
さらに、渡部久義教頭が謝罪をしたあと、白井教頭が経緯を説明しました。
- 4/20 動画発覚、内容を確認
- 4/21 動画内容を確認しようとしたところ、警察が来校して事情聴取
サッカー部の保護者へ謝罪文送付 - 4/22 午後5時ころ、生徒の謝罪動画を報道陣から聞いてびっくり
- 4/23 午後1時、サッカー部で役員会。コーチから退職願
学校長から全保護者へ、経緯をメール - 4/25 学年集会で生徒に謝罪、謝罪動画の削除の説明
『スッキリ』に段原一詞監督出演
1時間後、段原一詞監督の4/22の裏音声暴露をマスコミから知る
帰ってきた段原一詞監督に確認、夜にはコーチにも確認 - 4/26 段原一詞監督を自宅謹慎
- 4/27 全保護者に段原一詞監督を自宅謹慎にした経緯をメールで連絡
熊本県サッカー協会から事情聴取 - 5/2 八代警察署が段原一詞監督の裏音声と謝罪動画を捜査しに来校
- 5/4 保護者に説明会
この後、質疑応答に入りました。
まずサッカー部内の暴行についての質問でした。渡部久義教頭が
生徒への聞き取り、アンケートから
- サッカー部内で38件の暴力行為
- 職員からのものが25件、そのうち今回のサッカー部コーチからのものが24件
- 生徒間が13件
- サッカー部以外は15件
- 職員からのものが9件、生徒間が6件
- 怪我をしたのは8人
- 病院にはいってない
と説明しました。
謝罪動画に関しては、白井教頭が
「4/21の夜、生徒4人と監督とで話し合いをして、何らかのアクションを起こさなければならないと、それに対しては、動画を流したらいいんじゃないか、言うことがでています。これは間違いないです。最初の方はテロップといいますか、言葉が流れる動画にしたらいいんじゃないかという話になっていたそうです。
次の日の朝、22日の朝、ミーティングにおいて、4人が動画を流したほうがいいと、事実と違うことが上がってるということで、動画を流すのに協力してくれと、監督の方から言われたと。
その中で、協力しようというのが9名でてきて12名になっております。この12名で話し合いをして、本人たちが出て動画を撮っております。
そこに監督が来られて、4人じゃなくみんなで出たほうがいいと、言うことを言われたと。一人がとって、残りの11人が撮ると。中身については、監督の方からこういうポイントで取りなさいと言われたと。で、一番最初に撮った動画を監督にメールで送った。監督が現場に来て、「悪いことをしてるんじゃないから、名前も出して、マスクを取った方がいいと言われた、そして撮り直した。
最終的に撮ったものを監督に見てもらって、どこに流すのか、公式ツイッター、インスタ、ティックトックに流すということで、許可をもらって流した。そのあと、ミーティングルームで、世間一般の人たちの反応をかくにんしておりました。というのが、生徒から出てきています。学校側としては、これが事実だと判断しています
監督主導なのか、生徒主導なのかは、学校側では判断できない」
とすべて説明しました。
秀岳館高校記者会見の段原一詞監督の質疑応答
この後の段原一詞監督の質疑応答です。
ー謝罪動画に対して、初めから知っていたのはどう思ってるのか
このたびは大変お騒がせしましたことに、スタッフの暴力行為、そしてその後のわたしの不適切な言動、対応を深く心よりお詫び申し上げます。もうしわけありませんでした。
当初、動画がアップされた後とお答えしておりましたが、このことについては、生徒たちからの申し入れを受けて、ぼくはおなじ気持ちだったので、そこに賛同して一緒に考えてまいりました。それがその後の僕の回答になってるというのが事実です。申し訳ありませんでした。
ー動画のポイントや顔を出したほうがいいと言われた真意は?
話し合いの中でそうなりました
ーどのようなことを思ってそう伝えたのか?
話し合いの中で、そういう事が出てまいりましたので、賛同をしました
ー動画を後になって知ったと説明された意図は
生徒たちからの申し入れでありましたので、僕があらかじめ知っておいたとなったら、いけないとおもって、そう回答しました。申し訳ございません
ー顔出しやマスクなしでSNSへ晒すのをどう思っていたのか?
申し訳ありません。わたしは生徒たちの気持ちに賛同して、一緒に考えてしまいました。リスクは考えていませんでした。
ー謝罪動画に関してどの程度関与していたのか?
こういうふうにやりたいという申し出があったときに、わたしはおなじきもちでしたので、賛同して尊重してそこからキャッチボールが始まりましたので、行ったり来たりだったと思います。
ー具体的な指示は?
彼らが提案してきたことにたいして、こっちがいいんじゃないか、というふうなやり取りだったと思います。
ーマスコミでは生徒たちが自主的にやったものだと説明していましたが?なぜ関与を隠したのか?
尊重してきたと言うことが全てで、隠したわけではありません。でも、結果この様になったことをお詫びします。申し訳ありませんでした。
ー尊重したというのはどういうこと?
同じ気持ちでした。彼らの気持ちを尊重したいという思いでした。申し訳ありません。
ー音声動画は恣意的に切り取られているのか?
僕が、22日の早朝に話した内容だと思います。20分程度だったと思います。一部切り取られたものです。
ーあの内容は監督が被害者、生徒が加害者だと言ってるが?
不適切だった思います。
ー不適切じゃなくて、どういうつもりで言ったのか?というのもあの圧力が謝罪動画と一連につながってしまったが?
わたしはそういう意図ではなかったですが、いまそうとわれると、おっしゃるとおりでございます。申し訳ありませんでした。
ー謝罪はいいんですが、生徒の自主性が全くないように感じます。となると、生徒の申し入れに自主性がないことになるが?
(段原一詞監督が黙ってしまったので、かわりに白井教頭が答えました。ただ、答えにはなっていませんでした)
ー音声動画は部員がとったものと思われて、監督に対して批判的な部員だと思うが?
おっしゃるとおりだと思います。
ーこれはその流れの中で、自主的に謝罪動画を作ろうと申し入れるのは考えづらいが?スッキリでは、小人を攻めてはいけないことに賛同してくれたが、あの音声動画は真逆だけど。
もう、あの録音で聞かれた方が思われてるとおりだと思います。申し訳ありません。
ーそういう考えがあるんですか?自主性とは程遠い押さえつける指導ですが?それをずっとやってきたんですか?あのときだけですか?
今おっしゃった気持ちではおりません。
ー弁護士とか、損害賠償とか、子どもたちにとってすごいパワハラですが、あれはどう言うつもりで?
おどしたり脅迫したりしてるつもりはありません。申し訳ありません。
ースッキリでは、隠そう、騙そうと思ったんです?か学校関係者が出ろといったんですか?
(これも黙ってしまったので白井教頭が、校長から4/24に聞かされたと答えました。つまり、スッキリに出たのは段原一詞監督と校長の決断です)
ーキャスターから子どもたちを攻めるのはおかしいと言われたときに賛同したのは?あれは嘘ですか?
結果としてはそうだったと思います。申し訳ありません。
ーコーチの蹴りについてどう思うか?暴力は日常茶飯事だと思っていたのか?
コーチの暴力行為については、あってはならないことだと思いました。取材についてはHPに取材依頼がきて子どもたちに聞いて、出演を決めた。日常茶飯事と言う言葉にはびっくりしました。僕も信じたくない思いでした。こどもたちの僕への訴えは、事実ではないということでした。僕はその気持に賛同したというのが事実でございます。
(渡辺教頭は、「日常茶飯事のように、毎日(暴力が)行われていたとは思っておりませんが、暴行の回数が多かったことに間違いありません」と答えました)
ー暴力行為が起こっていたのに把握していなかった?
はい
ーそれは無責任なのでは?
見たことがないということです。アンケートの暴力は一切把握してなかった。
ー暴力についてどう思ってるのか
再発防止に努めていきたいと思っています。そういう情報が早くはいってくるようにした
ー進退は
まずはいま、目の前に山積してることに全力で取り組んでいきます。
ー30代のコーチに対して
暴力行為は見たことがありません。情熱がある人物だと認識しておりました。
ー短気だと感じることは
これまで、短気だと思ったことはありませんでした。
ー世間の反応はどう思うのか?
こういう自体になったことに対してすべてに申し訳ないと思っています。
ー監督が出ようとは思わなかったのか?
思いませんでした。
ー再発防止の具体的な対策は
サッカー関係者以外を含め、研修プログラムを作っていくことになった
ー謝罪動画は生徒主導なのか、監督主導なのか
これまでも生徒主導でやってきました。それでも責任はわたしにあります。これまでも生徒たちが自主的に運営してきました。それでも責任はわたしにあります。
最後に、全員で再び謝罪して記者会見が終わりました。
段原一詞監督の返答は、しろどもどろで、どうしても生徒というよりは本人のためという印象を受けました。
段原一詞監督への処分は、刑事処分が出てからということです。
秀岳館高校サッカー部コーチ暴力事件「暴行動画流出から説明会までの経緯まとめ」
秀岳館高校サッカー部コーチ暴力事件の概要を、時系列に沿ってまとめます。
- 4/20 3年生へのコーチによる暴行(殴る蹴る)動画が流出
- 4/22 サッカー部3年生による謝罪動画がアップ
- 4/25 サッカー部段原一詞(だんばらかずし)監督が『スッキリ』出演
- 4/25 段原一詞監督の部員に対する脅迫音声が流出
- 4/25 暴行したサッカー部男性コーチを書類送検
- 4/26 秀岳館高校側がこの音声を段原一詞監督のものだと認定
- 5/4 秀岳館高校で、保護者に対する説明会
一つずつ詳しく見ていきます。
4/20 3年生へのコーチによる暴行(殴る蹴る)動画が流出
4/20に、3年生へのコーチによる暴行動画はツイッターで拡散されました。
熊本県八代市 秀岳館高校 サッカー強豪校で暴行の動画 コーチか?生徒を殴る蹴る。 pic.twitter.com/3mbdnLg9aJ
— @あきら (@takizawa_akila) April 21, 2022
この中では、3年生の部員に対して、体が浮かび上がるほどの蹴りや、自分の腕が壊れてしまいそうなほどの力で背中を殴っています。
4/22 サッカー部3年生による謝罪動画がアップ
4/22に、サッカー部3年生による謝罪動画が、秀岳館サッカー部公式ツイッターに投稿されました。
ただ、この動画はツイッターからはすでに削除されていますが、ユーチューブで見ることが出来ます。いわゆるデジタルタトゥーです。
ここでは、いろいろな事情でモザイクを掛けさせていただいています。
この中で部員たちから話してることは、
- 世間に広がってる情報には事実と異なる点がある
- 蹴られていた生徒がみんなを呼んでこの動画を作った
- 蹴られていた生徒は自分が悪かったために蹴られた
- 暴力が日常茶飯事に行われていたことはない
- 動画を撮っていた生徒も、事実と異なると言って謝罪
- 事実と異なることを強調して、自分たちが悪いと全員で謝罪
と、11人の生徒たちが謝りながら、それぞれの言葉を発していました。
4/25 サッカー部段原一詞監督が『スッキリ』出演
4/25にサッカー部段原一詞(だんばらかずし)監督が『スッキリ』出演して、経緯と話すとともに、謝罪をしました。
段原一詞監督が『スッキリ』で話した内容は、
「この度、我々サッカー部のスタッフの不祥事により多くの皆さまにご迷惑をお掛けしていること、そして世の中をお騒がせしていること、また暴力は根絶されるべきものであって、あってはならないことです。そのことについて、心よりお詫びを致します。申し訳ございません」
「この騒動の責任は我々大人にあります。子供達はもう未来に向けて第一歩を踏み出そうとしています。子どもたちが進むには、コーチ達の力も必要なんです。今後は研修などを通じて再発防止を徹底する」
「基本的に申し上げた通り、暴力は根絶されなければならないものであります。それが本校のスタッフの中で生じたこと、それをまずお詫びをしたいという気持ちが1番であります」
涙混じりに、こう話されいていました。
加藤浩次MCに対しても、「いや、そう思っております」「いや、もう同感でございます」と申し訳無さそうな面持ちで答えていました。
4/25 暴行した男性コーチを書類送検
警察は、暴行動画に写っていた男性コーチを書類送検しました。
ただ、男性コーチの名前や顔画像などは分かっていません。
男性コーチは自宅謹慎中で、退職届を出しています。処分は検察の対応を待って決めるということです。
4/25 段原一詞監督の部員に対する脅迫音声が流出
段原一詞監督が『スッキリ』にでた直後に、事件後の朝礼で関係するサッカー部部員たちに、脅迫とも取れる発言をしてる裏音声が流出しました。
【独自入手】秀岳館サッカー部の段原一詞監督が、事件後に朝礼で暴行動画を撮影した生徒らに「お前らは加害者」「仲間の弁護士と訴えるぞ」「完全な被害者は俺だけ」と脅迫にもとれる発言をしている音声を入手しました。
ニュース番組「スッキリ」に生出演しキレイごとを並べる監督も添えておきます。 pic.twitter.com/svJXZnJy5k— 滝沢ガレソ🐯 (@takigare3) April 25, 2022
この中の段原一詞監督の言葉を書き出します。
まあ、今回の事に関する被害者は、〇〇(殴られた生徒)が被害者やな。(撮影した)△△と□□は関係ねえよな。△△と□□は加害者だ。おれたちに対する。だから、俺たちは被害者。意味分かる?
でも、完全な被害者は多分、俺(段原一詞監督)だけ。俺がお前訴えたらどうする?世の中ね、そうなるよ。△△と□□は何も関係ない。
俺がお前な、これもう迷惑かかっとる。完全に。俺の仲間の弁護士たちに俺が「被害を受けた」って言うて、俺が△△と□□を訴えたらどうするか?
やられたんやったらわかるで。世の中に出て。〇〇は被害者や。△△と□□は加害者や。加害者。本当は謝って済むような問題じゃない。これだけの騒ぎになって。
それは間違うなよ。それは、な。損害賠償請求とかってな、いう話になるだろう。俺たちが被害をこうむったぶん、全部世の中にでて訴えられる
一番の被害者は自分で、動画を撮った生徒たちが加害者だと名指しして脅迫しています。
この朝礼をしたあとに、『スッキリ』に出演されて、真逆のことをしおらしく話していました。
同時に、今までの秀岳館サッカー部では、暴力が日常化していたことも分かっています。
HPには、Jリーガー11名、Kリーガー1名と堂々と発表していますが、その人達も暴力に加担していた可能性があります。
4/26 秀岳館高校側がこの音声を段原一詞監督のものだと認定
秀岳館高校側は、この音声に関して段原一詞監督に聞き取りをしました。
段原一詞監督は、
「動画を投稿する危険性を教えたかった」
と、自分のものだと認めました。
高校側は、
「どのような意図があったにせよ、不適切な発言」
だとして、段原一詞監督を自宅謹慎にしました。
5/4 秀岳館高校で、保護者に対する説明会
5/4に、秀岳館高校で、保護者に対する説明会が行われました。
説明会で話された内容をまとめると、
- 過去2年間の暴行について
- 段原一詞監督やコーチなどから生徒への暴力が二十数件
- 部員間での暴力が十数件
- 部員の謝罪動画は段原一詞監督と一緒に撮影
- 段原一詞監督が確認してツイッターにアップ
- 段原一詞監督が「本人が出て、名乗って謝罪するように」と指示
- 段原一詞監督は、保護者の前で泣きながら土下座
最近では記者会見や説明会での土下座が流行ってるようです。
段原一詞監督も、桂田精一社長のように演技で泣いていたのでしょうか。
段原一詞監督の経歴
あらためて、段原一詞監督の経歴を見ていきます。
- 氏名 段原一詞
- 年齢 49歳
- 東海大学第五高校(現東海大学付属福岡高校)卒業
- 1990年全国高校サッカー選手権大会 ベスト4
- 陸上自衛隊、日本大学
- 1997年 明徳義塾中学校サッカー部監督、明徳義塾高校コーチ
- 1992年 明徳義塾高校サッカー部監督
- 2000年 インターハイ、全国選手権大会に初出場
- 2001年 秀岳館高校サッカー部監督
- 2014年 全国選手権大会初出場
- 2022年4月 校長補佐に
校長補佐という仕事は、寮生の統括、学校における生徒指導の統括、生徒の服装指導、暴力指導などをしているということです。教頭と同格ということです。
段原一詞監督の顔画像
段原一詞監督がどういった人なのか、ネットで拡散している顔画像を紹介します。
まずは、秀岳館高校サッカー部のHPに載っていたイラストです。
一人だけイラストで、しかもサングラスを掛けています。「俺は特別」アピールとしか思えません。
次はスッキリに出たとき。
あとはネットに散らばっていたものを集めました。
インタビューはもちろん、テレビの生放送などで、嘘などを顔色ひとつ変えずに話せる人のようには見えません。めちゃめちゃ切羽詰まってしまった状態だったと思われます。
この放送と音声の流出によって、段原一詞監督の人生は詰んでしまいました。
<追記>中川校長が「段原一詞監督は事実上、”更迭”」と明かす
(引用:文春オンライン)
5月5日、学校側の会見で、段原監督は「暴力行為を見たことがない」とした上で、自らの進退については明らかにしなかった。だが中川校長はこう明かす。
「実は、内部的にはもう監督は替わっています。保護者からも『あの監督のもとではやれない』との声が相次ぎ、10数年やっているコーチに監督代行を頼んだ。段原はサッカー部から外します。ウソをつき、世間を騒がせたし、自己擁護が目立ちすぎる。本来は自分から身を引くのが筋です」
~中略~
問題の動画については、「生徒がやったように説明してきたが、(実際には)彼が指示して、させていた。そのウソがばれた。それは世間も許せないし、俺も許せない」とする中川校長。しかし段原氏はサッカー部監督であるとともに同校の教員でもあり、校長補佐も務めてきた。サッカー部からは外せても、教員としての責任を取らせることは難しいのだと語る。
「監督を外すのは校内人事なので私の一存で決められるが、教員として解雇するのは難しい。当然、役職は全て外しますが、本人の暴行などは確認されておらず、解雇理由がない。本人も『解雇したら(不当解雇などの)裁判にかける』と」(引用:文春オンライン
週刊文春の取材によると、段原一詞監督はすでにサッカー部の監督から事実上退き、他の役職も外されているということです。
ただ、理由がないので教員として解雇することは出来ないと話されています。しかも、
「解雇したら(不当解雇などの)裁判にかける」
と言い出してると、話されています。
とにもかくにも、あの記者会見で本当のことがバレてしまったということです。
<追記>5/17、段原一詞監督が退職
(引用:テレビくまもと)
ついに段原一詞監督が退職しました。解雇でなく、退職なのでしょうか。
性根を入れ直して、どこか拾ってくれる高校でマイナスから頑張ってもらいたいです。
新しい情報が入り次第、追記していきます。
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