アカデミー賞授賞式でのウィル・スミス氏のビンタ事件。各界で賛否両論が巻き起こっています。
アメリカでは半々ですが、日本では賛成意見が多いです。
ウィル・スミス氏ビンタ事件の賛成意見
ウィル・スミスの件、ビンタの是非は一旦置いておいて、差別されたり侮辱されたり不当な扱いを受けたらその瞬間抗議することがめちゃくちゃ大切であることを改めて感じた。後日お手紙でお気持ち表明では遅い。
— 父 (@fushiroyama) March 28, 2022
妻を侮辱した司会者をビンタしたウィル・スミス。ビンタ後に頭を寄せ合うウィル・スミス&妻ジェイダ。世界一の味方。 pic.twitter.com/2oLqYjR8v0
— 美容noteちゃん📚 (@fabu123fa) March 28, 2022
ウィル・スミスのビンタについて暴力は振るわず口頭だけで抗議すべきだったってのは当然その通りなんだけど、いざ自分の最愛の人が苦しんでる病気や見た目の事を世界中が見てる前で笑いものにされてそんな冷静でいれるか?ってのは凄く考えてしまうな
— ISO (@iso_zin_) March 28, 2022
アカデミー賞のウィル・スミスの平手打ちを見て
ビンタ一つするのもポーズが見事なビンタで
やっぱプロは違うなあと思った— 平野耕太 (@hiranokohta) March 28, 2022
アカデミー賞のウィル・スミスが隣にいる奥さんの事(円形脱毛症のためスキンヘッドにした)侮辱されてビンタした件で暴力はダメだっていう人もいるけど、このコメディアンこそ”言葉の暴力”だよ。
その後主演男優賞とった時のスピーチもめちゃくちゃ感動したしカッコいいしかない。 pic.twitter.com/XEENEUAB9Q— コニー (@gnuyuki) March 28, 2022
誰より妻をたてているウィル・スミスにあの発言はない、クリスも反省しただろう
愛する者が髪がちょっと病気気味な脱毛で坊主にせざる得ないのにイジるのは間違ってる。
しかし、あそこでグーじゃなくビンタ制裁できる冷静な男の中の男よ👏
怒りに全てを任せない演技力はアカデミー賞受賞以上の賜物👑 pic.twitter.com/IZv4VDKs09— Nyctophilia🏂🎨🍣 (@Edenskv) March 28, 2022
超えちゃいけない一線
家族を侮辱した相手を殴って何が悪い暴力はいけないけど
その風潮に乗っかって
殴られないと思い込んでるやつが
危機感もなく気軽に言葉で人を傷つけるウィル・スミスは正しい事をした
最大限の怒りを最小限のダメージで
相手に返した
フックじゃない
ビンタだ— 高畑敬樹 (@Keiju_Takahata) March 28, 2022
ウィル・スミスの件でアメリカ国内がビンタしたウィル・スミス側に批判的なのは「冗談が通じない方が悪い」という極めてアメリカ的な空気感で非常に気持ち悪いな。そんな高みから人を見下す様なコメディ何が面白いの。
— Tomohirock (@tomohirock83) March 29, 2022
ウィル・スミスのプレゼンター壇上ビンタ事件、妻を侮辱したから…って、えらい気が短いななんて言われたんだろう?と調べてみたら、
「脱毛症に悩み丸刈りにした妻に対し、某・ボウズ頭が主役の映画の続編主演が楽しみですね★と言った」とのこと。
オーケー、2発目許すわ。— とびらの@ずたぼろ小説3巻発売中! (@tobiranoizumi) March 28, 2022
俺はウィル・スミスのビンタは、クリス・ロックの言葉による暴力及びそれで笑ってる会場の人々から家族を守るための正当防衛行為だったと思っている。あの場でジェイダ・ピンケット・スミスは間違いなく集団リンチにあってたんだよ。それを即座に理解できないアカデミー協会はマジでヤバい組織。
— すずはらとうじ (@t_suzuhara) March 29, 2022
梅沢富美男、ウィル・スミスの激怒ビンタを称賛「当事者なら俺でもやるね」 https://t.co/R8IN2BWkB0
— サンスポ (@SANSPOCOM) March 28, 2022
ツイッター以外で、テレビの番組内でも賛成意見が多くありました。著名人たちの賛成意見を引用させてもらいます。
「容姿のことをネタにして笑いにしている子に言ったんだったらジョークになる。だって、それをいじってもらって商売にしている、売り物にしているわけだから。でも、奥さんは違うからね。あの場で黙っている人はいないと思うよ。俺もやるね。うちのかあちゃんのことを言われたら。もしも止められたら楽屋まで飛んでいくよ。第三者は何とでも言えるよ。俺だったらやるね。世界中の人に奥さんをさらし者にされたらどうだい? 俺はそんなもの(クリスのジョーク)を擁護する必要はない。立派だと思うよ」(引用:梅沢富美男氏inバラいろダンディ)
「やはりイジっていい範囲があると思う。その人が悩んだことをイジっちゃいけない。そこを把握した上でMCってやらなきゃいけないと思う。MCの方ってたくさんの出演者の情報を入れとくべきじゃないですか。どこまで自分が振っていいものか、計算しておかなければいけない。そう意味ではこういう状況になったのは仕方がなかったと思う」(引用:小山慶一郎氏inバラいろダンディ)
「俺は一番スマートなのは、ビンタをしないで、スピーチで逆にジョークで言い返すっていうのがスマートだと思う。でも俺が当事者だったとして、そんなスマートなことができるかって言ったら、できない。僕がガマンをするかビンタをするかの二択になったとして、ビンタを選んだとしたら、俺はあのウィル・スミスの(受賞スピーチの)コメントが苦手なのよ。悪いことしたら謝るのは当然なんだけど、信念持って、10億人も見てる歴史のある大舞台でビンタするんだったら、謝るなよ! って俺逆に思っちゃった」(引用:坂上忍氏inバイキング)
「奥さんは微妙な顔をしていた。ウィル・スミスはそのときは笑っていたけど、はらわたが煮えくり返っていたんでしょうね。暴力はいけないというのはわかりますけど、言葉でいくら言っても分からないから手を上げるっていうね。感情論だと、私はウィル・スミスの方が立派だなと思いますね。世界中の人が見ている中で奥さんを侮辱された、これは男としてやるしかしょうがないと思ったんでしょう。日本のアカデミー賞だったら、ああいう感じにはならないでしょうね。あれを日本人がやったら、袋叩きだろうね。やっぱりハリウッドだから“夢物語”みたいだから、日本人は許しちゃうのかな」(引用:立川志らく氏inユーチューブ)
ウィル・スミス氏ビンタ事件の反対意見
ウィル・スミスさんのビンタ、「最も異常で醜い瞬間」米メディア批判https://t.co/uPQg0PgS6q
平手を受けたロックさんは、2016年の授賞式で、俳優賞にノミネートされたのが2年連続で全員白人だったことを、ジョークを交えて批判。一方、アジア人へのふるまいが差別的だと批判が起きました。 pic.twitter.com/EQBI5H2LuW
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) March 28, 2022
「暴力はいけないけど妻のために怒ったウィル・スミスかっこいい」ってコメントが多くて、わたしも最初そう思ったんだよ
でも「暴力振るわれる側に原因がある」「ビンタされても仕方ない」理論って、「いじめられる側にも原因がある」っていう理論につながるんじゃない?とも思ったり https://t.co/s6X3QRdIgA— 雨宮@『日本人とドイツ人』新潮新書 (@amamiya9901) March 28, 2022
ウィル・スミスのビンタ素晴らしい、人として当然なんて言ってる人達さ、
「女を守る暴力は良い暴力だ」「男は女を守れ」って言ってるわけでしょ。
そのメンタリティが戦争の原因だよ。別に男が好戦的だから勝手に戦争を始めるわけじゃない。
— 🔥🌻🌻花つ葉🌻🌻⛄qui ne sait pas où elle en est (@spit_flower) March 29, 2022
三浦瑠麗さん、ウィル・スミスのビンタ騒動に「妻が抵抗できないか弱い存在であることを前提にして、俺の持ち物にケチ付けて、傷つけたな!っていうのは世の中の暴力の基礎にある考え方」 https://t.co/2CdztsUl97
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) March 29, 2022
反対意見は、単純に「暴力は良くない」というものでした。
その中で、三浦瑠麗氏だけが異色な意見を話されていました。
「明らかに(対処法は)それ(平手打ち)以外のやり方はあった。ウィル・スミスの行動を指して、カッコイイ!という声がもちろん出てくるでしょう。今回の『ドライブ・マイ・カー』のテーマもそうなんですけど、有害な男性性と訳される“Toxic masculinity”という考え方があって、何で妻が言われたのに夫が乗り出していって、俺の女を!ってパンチするんですかね?ここも、本来先進的な社会だったら論点として出てくる話。妻が抵抗できないか弱い存在であることを前提にして、俺の持ち物にケチ付けて、傷つけたな!っていうのは世の中の暴力の基礎にある考え方」(引用:三浦瑠麗氏inめざまし8)
ウィル・スミス氏ビンタ事件の謝罪
ウィル・スミス氏は、インスタを通じてクリス・ロック氏に謝罪をしました。
クリス・ロック氏は被害届を出さないということです。
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翻訳します。
「あらゆる形態の暴力は有毒で破壊的です。昨夜のアカデミー賞での私の行動は容認できず、許しがたいものでした。私に関することで冗談を言うのは仕事の一部ですが、ジェイダの病状についての冗談は私には耐えられず、私は感情的に反応しました。
クリス、あなたに公に謝罪したいと思います。私はラインから外れていて、間違っていました。私は恥ずかしくて、私の行動は私がなりたい人を示していませんでした。愛と優しさの世界には暴力の場はありません。
また、アカデミー、ショーのプロデューサー、すべての参加者、そして世界中で見ているすべての人に謝罪したいと思います。ウィリアムズ一家と私のキングリチャード一家に謝罪したいと思います。私の行動が、私たち全員にとって他の点ではゴージャスな旅であったことを汚してしまったことを深く後悔しています。
私はまだ修行中です。
心から、
ウィル」(引用:ウィル・スミス氏インスタ)
アカデミー賞授賞式以降に発信されたインスタです。めちゃくちゃいいねが集まっています。
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