大切にしたい日を集めました。

ういろうの由来ってスゴイ。すあまと羊羹(ようかん)の違いを詳しく紹介します

ういろう
LINEで送る
Pocket

こんにちは、ゆうこです。

友達から、名古屋のお土産をもらちゃいました。名古屋と言えば、青柳ういろうですよね。知ってますよね?すぐに食べるとすごく美味しかったんですけど、フッと、思いました。ういろうって、すあまとか、羊羹(ようかん)とかと、ちがうのかな?って。ついでに由来も、調べてみたら、すっごい歴史があったことがわかりました。ういろう好きのあなたにシェアします。

スポンサーリンク

ういろうとは?

ういろうは、外郎って書きます。実は、これが、由来の秘密です。次の言葉を読んでみてください。

  • 西

ひとつめから、のれん、すいか、りす、あんぎゃです。が、よく見てみると何か変じゃないでしょうか?赤い文字が。普通の漢字の読み方じゃないですよね。中国の唐の時代に、日本に渡ってきた漢字の読み方なんです。実は、郎も、同じです!

「外」って言う字、だいたい、ガイ、ゲ、ソトくらいしか読みませんけれど、ウイって・・・不思議ですよね。クイズ番組でも、良くでてきます。

という事は、ういろうって、中国のお菓子なんでしょうか?

じつは、違います。外郎は、中国からわたってきた漢字ですけど、お菓子の意味になったのは、もうちょっとあとなんです。

ういろう

本来の外郎とは?

1368年、中国では、元王朝から明王朝に変わるりました。まあ、政変なんですけど、そこに陳延祐という人がいました。その人は、大医院礼部員外郎、
今でいえば、厚生省の役人みたいな人でした。決して、役職が上のほうの人じゃないんですけどね。

で、王朝が変わる時って、中国では大掛かりな人員刷新が行われることが多いんです。人員刷新って言うのは・・・、中国ですから想像してください。

他にも理由があったみたいだけど、命の危険を察知したこの陳さんは、日本に亡命したんです。上陸したのは、九州の博多でした。

で、名前も変えてしまいました。その名前が陳外郎って言う名前で、元の役職名の員外郎からつけたんです。員外郎の中国読みが、「えんういろう」でした。

この陳さん、お医者さんや薬の知識があったんで、透頂香(とうちんこう)っていう薬を作って売り出したんです。この薬は、せき、たんに効く薬でした。結構、評判になって、透頂香よりも外郎(ういろう)さんの薬ってことから、外郎って言う名前の方がどんどんひろまっていきました。

「あの~ういろうって薬、いいんじゃない~?」って感じじゃなかったでしょうか。

で、その陳さんの子供の大年宗奇さんが、足利義満に呼ばれて、1400年ころに京都に住むようになりました。もちろん、透頂香だけでなくて、他の薬の知識とか、言葉を話せるので外国(中国)からの要人接待をしたり、偉い人のかかりつけの医者って感じでした。

そのあと、ずっと京都でくらしていくんですけど、1600年ころには、本家の外郎家は途切れちゃいました。が、その前の1504年ころに、分家が北条早雲に呼ばれて、小田原に引っ越して行ったんですよね。その外郎家は、いまでも小田原で続いていて、薬の外郎を売っているから、興味があったら行ってみてください。

これが、本来の外郎っていうお薬のお話しです。

で、なんで、この言葉が、お菓子にも使われるようになったのか?次で説明します。

お菓子の外郎の秘密。

二代目の宗奇さんが、京都に呼ばれて行ったときのことです。そのとき、宗奇さんが外国客の接待とか薬の口直しに中国からいっしょに持ってきたお菓子をだしていたんです。

餅菓子だったんですが、その餅菓子が薬の外郎と似ていたので、それも外郎って呼ばれることになったようです。

それが外郎(ういろう)のお菓子のはじまりでした。いまでは、山口、名古屋、伊勢など各地の名産品になっています。

一方で、せき、たんに効く外郎と言う薬は、実は、黒い丸薬なんです(昔は)。ういろうと全然違うじゃん!って感じなんですけど、実は、もう一つ、花外郎っていう薬があります。

こちらは、お歯黒のための薬です。

お歯黒ってのは、実は腐った鉄のにおいって感じですごく臭いんです。作り方もそんな感じで、お歯黒の効能は虫歯予防とか歯肉炎の予防です。その匂いを防ぐための薬、つまり口臭予防のくすりが花外郎と呼ばれるクスリなんです。今でいえば、フリスクみたいなものでしょうか。そのお歯黒のための薬、花外郎が、板状で四角形・・・・いまのういろうにそっくりってことなんです(色は違うけど)。

ただ、いままでの話からすると、ういろうが伝わったのは京都や小田原っていうはなしになります。では、名古屋、伊勢、山口はどうして名産地になったのか?っていう疑問が出てくるはずです。

各地の名産品になってるワケ!

理由は、カンタンなんです。上にも書いたけど、京都の本家外郎家が途絶えていますよね。その時に、働いていた料理人が、各地に散らばってしまったからなんです。ある人は名古屋に。ある人は徳島に。ある人は山口や伊勢に。

で、そこで、得意な料理を広めたり、お店をだしたりしたんだよね。そのときに、いっしょにういろうをデザートとして売っていたってことです。

ちなみに、ういろうで有名なところは

  • 小田原
  • 名古屋
  • 伊勢
  • 京都
  • 神戸
  • 山口
  • 徳島
  • 宮崎

ま、他にもあると思います。

だいたい製法は同じです。もとがいっしょですから。お米の粉と、砂糖、お湯を混ぜて型に入れて、蒸すんです。他と差別化のために、小豆が入っていたり、色もいろんな色があるはずです。最近では、マンゴーとかをいれてるところもあるようです。

それが、各地でいろいろなういろうが発達してきた理由なんです。

ういろうとようかん、すあまは?

ういろうの由来をおはなししてきましたが、おわかりになってもらえたでしょうか。

ういろうって、日本古来のお菓子ってイメージがあるんですけど、実は、陳さんという一人の中国の方が、日本に伝えたお菓子が元になってます。マーボ豆腐やエビチリを広めた陳さんみたいです。

しかも、いまから、700年から800年前くらいにひろめました。なんか、考えてみると、歴史の流れというか、重みってすごいですよね。たかがういろうひとつですが、ロマンを感じてしまいました。

あなたがいま、何気なく持ってるものとか、いま食べてるものにも、きっと歴史があると思います。

ちなみに、ういろうと似てるもので、羊羹(ようかん)、すあまってあるけど、どう違うのかしってますか?

かんたんに違いをおはなしすると、まずは材料と製造工程の違いは、

  • 羊羹(ようかん)は、小豆を寒天で固めたもの。
  • すあまは、上新粉(うるち米の粉)を蒸した後に砂糖を加えて、練り上げたもの
  • ういろうは、砂糖と米粉を混ぜて練り上げてから型に入れて、蒸したもの。

になります。ようかんの由来は、

鎌倉時代以降、禅宗とともに日本に伝わった。中国では文字どおり羊肉の羹(あつもの)で、羊の肉を入れたお吸い物を意味する。中国で日本の羊羹と似た食べ物には、羊の肝に似せた小豆と砂糖で作る蒸し餅の「羊肝こう」「羊肝餅」がある。羊肝こうが日本に伝来した際、「肝」と「羹」の音が似ていたことから混同され、「羊羹」の文字が使われるようになった。古くは、中国の製法どおり蒸したものであったが、茶道の繁栄に伴い、寒天を加えた「練り羊羹」が作られるようになった。やがて、地方名物となる岐阜県大垣市の「柿羊羹」や、長野県小布施の「栗羊羹」などが作られるようになった(出典:語源由来辞典

すあまは、平安時代から作られてる餅菓子だといわれていて、「薄甘」から転じたという説があります。いまでは主に関東地方で作られてる和菓子です。東日本ではすあま、西日本ではういろうって感じにわけられてるといってるひともいます。

以上、ういろうやすあま、羊羹(ようかん)の違いや由来でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

スポンサーリンク

おすすめの記事

水谷優子

水谷優子

投稿者の記事一覧

いつも読んで頂いてありがとうございます。
何かありましたら、お気軽にコメント欄にお書きください。
【長野県出身。趣味は読書と映画鑑賞。松本市で取材活動をしています。】

コメント

    • ぺん
    • 2017年 5月 18日

    初めまして。
    たまたま“ういろう”について調べていて、勿論、小田原のういろう家のHPも見まして、大体のところは分かっていたのですが、他所のういろうを作っているメーカーとか他所の人が何と言っているのかが気になって、目について読ませていただきました。
    そして最後まで読んだら長野県出身に目が行き、思わずコメントを残してしまいました…私も長野県出身なので…今は東京在住ですが。
    あ、そうそう!私もういろうは名古屋の物だと思っておりました。
    そしたら東京の生まれ育ちの同僚から小田原の外郎家が発祥だと聞きまして。
    ういろう…意外に奥が深いですよね!そのうち小田原まで買いに行ってみたいと思います。

    • 水谷優子
      • 水谷優太
      • 2017年 5月 19日

      コメントありがとうございます。
      小田原はちょっと遠いですが、わたしも行ってみたいです。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサーリンク

履いて寝る!スッキリ美脚【Sulali Slim(スラリスリム)】




ステキな恋愛をするために

  1. バラ
  2. 幸せな結婚
  3. 幸せな結婚
  4. ガム
  5. デート
  6. 旅行
  7. 自信
  8. 軽井沢
  9. 幸せな結婚
  10. 指輪

最新記事

  1. 本
  2. カリグラフィー
  3. 新体操
  4. 子猫
  5. 結婚
  6. うな重
  7. オクラ
  8. シルバーウィーク
  9. 結婚
  10. 日帰り旅行

成功するデート術

  1. バーベキュー
  2. ディナー
  3. ホットケーキ
  4. キャンプ
  5. サツマイモ
  6. キムチ鍋
  7. とまと
  8. クリスマス
  9. 腕を組む
  10. ピザ

ピックアップ記事

  1. りんご
  2. ピザ
  3. 結婚式
  4. 腕を組む
  5. 引越し
  6. クリスマス
  7. ハンモック
  8. 釣り
ボンゴレビアンコ
  1. おそば
  2. 結婚
  3. 初詣
  4. 誕生日プレゼント
  5. 干し柿
  6. 初デート
  7. 自信
  8. 旅行鞄
PAGE TOP