3月10日の夕方、岐阜県関市千疋の県道79号線で、横断歩道を渡っていた小学校1年生の男子児童が乗用車にはねられた事件。
運転していたのは、愛知県尾張旭市の会社員・柳生豪士(やぎゅうごうし)容疑者(27)。
柳生豪士容疑者が男の子をはねた事故の原因を検証します。
柳生豪士の事故原因「スマホよそ見運転の可能性」
東海テレビのニュースの事故現場の画像はこちらです。
事故現場から東方向の画像です。
奥にある横断歩道を、男の子が渡っていました。
横断歩道を拡大した画像です。
横断歩道の脇には、「あぶない」の看板もありました。
これらのことと、関市千疋の県道79号線ということを考えると、事故現場がわかりました。
県道79号線は、「里山かおり街道」とも呼ばれています。
地図でもはっきりと分かりますが、河から河へとても見通しが良くて真っ直ぐな道です。
グーグルストリートビューで見てみると、
反対方向を見てみます。
ご覧の通り、1km先まで見通せると言っても過言じゃないくらい真っ直ぐな道です。
これだけ真っ直ぐでなにもないところにある横断歩道で、事故が起きました。
ということは、柳生豪士(やぎゅうごうし)容疑者は「前を見ていなかった」ということになります。
しかも、ニュースの中で、
「横断歩道を渡っていた小学1年の男の子(7)が左から来た乗用車にはねられました」
とあります。
つまり、反対側車線の車が突っ込んできたわけです。男の子が横断歩道を渡り始めた時とか、いきなり飛び出してはねられたわけではないです。
はねられた男の子は、半分以上渡っていたということになります。
そのうえ事故が起きたのが午後5時過ぎということなので、まだ人が見えなくなるほど暗くはないです。
これらのことを考えると、柳生豪士(やぎゅうごうし)容疑者は明らかに、前を見ていなかった・・・つまり、スマホなどのよそ見運転をしていたのではないか?と考えられます。
柳生豪士のFacebook顔画像
柳生豪士容疑者の顔画像はニュースには出ていませんでした。
そこで、フェイスブックを見てみると、1件だけ同姓同名のアカウントがありました。
この方のアカウントには尾張旭市出身と書かれていましたので、おそらく同一人物じゃないかなと思いますが、確定していませんのでモザイクをかけさせていただきます。
ニュースで顔画像が報道されたら載せていきます。
柳生豪士容疑者へのネットの反応「横断歩道で止まる以前の問題」
ネットでは、「横断歩道を見たら徐行、人がいたら停止」は当たり前という声が多いです。
すごく広い敷地で、車も歩行者もほとんどいないので、一台くらいびゅんと通り過ぎた後でも歩くのには問題ないと思いましたが、必ず車が止まってくれました。
キャンパス外でもそうだったので、向こうでは当たり前の事なんだと思います。
本当に大らかな国民性だなぁと感動しました。
逆に日本では、ほとんどの車が横断歩道では歩行者の為に止まりません。歩行者を見えない振りをし、スピードを上げます。
車に乗っていると気持ちが大きくなり、自分の乗っている車より小さなバイク、自転車、歩行者を自分よりも劣った存在だとみなし、舐めた態度をしている日本人とても多いと感じています。
普段から、歩行者を無視した運転をしていた結果だと思います。
男の子が早く良くなりますように。
横断歩道が近くに横断歩道標識と道路標識ももっと目立たせる工夫必要だと思う。ひし形の標識は白じゃなくても良いと思うんだが。
酷いのになると、停まっている自分の車を追い越していく危険極まりない運転をする輩もいる。一つ間違えば大変な事になる。他人の一生、自分の一生をだいなしにしてしまうことに何故気が付かないのか。車を動かすことにもっともっと慎重になって欲しい。
右からくる車、左からくる車がちゃんと止まってくれてから渡ろうね。
車が止まってくれてても
自転車やバイクがでてくることもあるから気をつけるんだよ。
当たり前なことだけど毎回注意喚起で伝えてます。
男の子、大怪我してしまったみたいだけど、命があってよかった。
よくなりますように。
横断歩道の標識、表示、あるけど運転手は、意味を知っているのかな?
横断歩道は車道ではなく、あの部分は歩道です。車で歩道を横切る・・とんでも
なく危険な事をします。だから、横断者がいたら停止する用意をしなさい。という
法律です。全部、車道だと思ってる人がいます。
運転者は、知ってる?理解している? 命に係わるのです。
多くの方が言われてるように、横断歩道で渡るのを待ってる人がいたら止まるのが当たり前のことです。
「ベストカー」というサイトに、「信号機のない横断歩道における車の一時停止率」というグラフが載っていました。
なんと2021年になっても3割の車しか止まりません。7割の車は、人が横断歩道に立っていても止まらずに走っています。
これを県別に見たグラフものっていました。
長野県は、85%もの車が横断歩道に人がいたら止まっています。これはいきなりなったわけではなくて、
- 2018年 58.6%(1位)
- 2019年 68.6%(1位)
- 2020年 72.4%(1位)
- 2021年 85.2%(1位)
調査開始からずっと1位だということです。
なぜ意識が高いのか、警察の方に聞いてみると、「これをやっているから(一時停止率が)高い、というものはない。県民性かな?」ということでした。
長野県にいる友だちに聞いてみると、
「一度やってみるとわかるんだけど、渡る人の笑顔や挨拶にいやされるんだよね。嫌なことがあっても忘れられる、とか、横断歩道に立ってる人に良い事ををしてあげた!っていう気持ちになってすごい得した気持ちになるんだ。だから、10年くらい前から、横断歩道を見たら、逆に人が立っていないか探すようになったんだよね。一度やってみ」
と言ってました。
実際にやってみると、確かに、とても気持ちよかったような気がします。
自動車教習所でも、横断歩道に人が立っていたら止まるというのははじめに教わります。横断歩道に人が立ってるのに走りすぎるなんて言うのはありえないことです。
ましてや、渡ってるところに真正面から突き当たるなんてとんでもないことです。よそ見していた以外考えられません。
実は、わたしのむすこも、横断歩道を自転車で押して歩いてるときに、スマホを見ていた車にぶつけられて大怪我をしました。
一瞬でも前方から視線をスマホにそらすだけで、10mとか進んでしまうのが車です。
たとえ柳生豪士容疑者が病気であっても、人間的にとても良い人でも、小学校1年生の子供に大怪我を追わせるのは大犯罪です。
たっぷりと反省と後悔をしてもらいたいです。
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