クリスマスが過ぎるとすぐに年末年始になります。
そんなとき、恋人たちの間でささやかれるのは初詣の話題です。初詣デートでどこにいこうかとか、なにをお願いするとか、なにを着ていくのかともりあがりますが、まだつきあう前のふたりもそわそわしてるのではないでしょうか。
1年のはじめで、とてもたいせつな初詣デートにさそうことに成功したら、浮かれてるだけでなく、しっかり準備をしましょう。初詣デートで忘れてはいけない持ち物や、服装、靴、手袋、マフラーなどを紹介します。
初詣デートの持ち物
初詣デートでたいせつな持ち物は、
- カイロ
- ウェットティッシュ
- ティッシュ
- ハンカチ
- メイク直し
- ばんそうこう
- お守り
です。これらのものは、かならず持っていきましょう。
カイロは、もちろんふたり分持っていきます。あなたの背中やおなかに貼っていくのはもちろん、初詣でながい行列にならんでるときに彼氏に渡すだけで、あなたのことをやさしいひととか、気配りができるひとというイメージをもってくれます。
ウェットティッシュとティッシュは、露店のお店でなにかを食べたときに、手や口まわりをふくためです。彼氏の口まわりをふいてあげることで、ふたりのキョリが近づくはずです。
ハンカチは、神社やお寺にいったときに手をあらう所で濡れたときにふいてあげるものです。男性でハンカチを持ってるひとはほとんどいないので、効果が高いです。
メイク直しやばんそうこうは必需品ですね。
お守りは、お焚き上げに出すものです。なぜ必要なのかというと、あとで、いっしょにお守りを買うためです。おなじ買い物をすることで、親近感がわきますし、しっかりしてるとおもわれるはずです。
なので、初詣デートよりもさきに家族といくばあいには、出さないでしっかりとっておきましょう。どこのお寺や神社も、どこのお守りでもうけいれてくれますので大丈夫です。
以上のものをかならず忘れずに持っていきましょう。
そして、たいせつなことは、なるべくちいさなバッグにすることです。彼氏はおそらく手ぶらでくるはずですし、女性の重そうなバッグを見てなにがはいっているのかを不思議だとおもってるひとがおおいです。
ですから、なるべくちいさなバッグで、大切なものを忘れずに入れておくことで、彼氏のイメージもかわってくるはずです。
もうひとつたいせつなものがあります。それは、手袋とマフラーです。
初詣デートの服装
初詣デートの服装は、なるべくシンプルにあたたかいファッションをしていくことです。
ながいときをつきあっていたり、結婚をしてる場合は着物でも良いのですが、つきあう前とか、1年未満のカップルでしたら、おそらく彼氏は引いてしまうような気がします。
というのも、事前に連絡してなければ、100%着物でくることはないからです。そのアンバランスさと、あなたが無理してる感じがどうしてもでてしまい、ふたりの間の温度差が広がってしまうことがよくあります。
そんなつもりはなくとも、「どうわたしきれいでしょ?」といってるように、かれしがうけとってしまいがちということです。
ですから、なるべくあたたかいコートやジャケットを着ていきましょう。また、神社やお寺にいくのですから、あまり派手なコートは避けた方が良いとおもいます。
というのも、神社やお寺だから派手にしていこう!というひとはいません。どっちでもいい、もしくは地味なものを、とかんがえてるひとしかいないので、地味なものをえらぶとはずれません。派手にしたいなら、コートで隠れるトップスくらいにしておきましょう。
靴は、できればヒールは避けてアグーブーツのようなものをおすすめします。神社やお寺では砂利道はありますし、石でできた階段、参道もおおいからです。
さらには、雪が降ってきたときや、凍っていたじめんがとけだしたときには最悪になります。
ヒールは見た目にはとてもいいのですが、なにかあったときに、あなたの価値を下げてしまいます。ヒールや派手なファッションは、夜の都会のデートのときにとっておきましょう。
そして、初詣デートにとってなくてはならないものが、手袋とマフラーです。
寒いとはおもいますが、手袋はもっていかないほうがいいです。理由は、手をつなぐことができるからです。手袋をせずに、できるだけ真っ赤な手にして彼氏に見えやすくしてると、気がついてくれたときには両手で温めてくれたり、いっしょに自分のポケットに入れてくれます。
わざとそういう隙をつくっておくことで、接近するチャンスをつくりましょう。きがついてくれなかったら、わざと息をふきかけたりしたり、あなたから彼氏の手を「寒そう~」といいながらにぎってあげることです。
そして、彼氏の手をぎゅっと握りながら、あなたの胸に押し付ければきっと彼氏の目はハートになってしまいます。そのあとは、「あたたかくなった?」と言って、彼氏のポケットにいれてしまえば作戦大成功です!手袋がない意味は、なんとかして手をつなごうということです。たいせつですから、わすれないようにしましょう。
ちなみに、あなたが男性なら、素手でいるのをみかけたらすかさずあなたの手で温めてあげましょう。女性は冷え性のことが多いので、男性の暖かい手に触れると、こころも溶かすことができそうです。なので、なるべくポケットの大きなジャンバーを着ていきましょうね。
その逆にマフラーはしていった方が良いです。
男性はマフラーをしてくるひとがすくないとおもいますので、寒そうにしてるときに半分貸してあげましょう。
そのときの理由は、「ポケットで手を温めてくれるから、そのおかえし!」などと言えば大丈夫。
彼氏のポケットで手をつないで、ひとつのマフラーでつながってれば、周りから見ると仲の良いカップルとみてくれます。彼氏のこころの中でも、おなじように感じてるはずですのでふたりの関係はワンステップ確実に上がるのではないでしょうか。
初詣デートのときのNGは?
初詣デートのときにもNGがあります。
ヒールとか、派手な服装、寒そうな服装というのはもちろんNGですが、いちばんたいせつなことは、夜までいっしょにいないということです。
彼氏との初詣は、おそらく2日か3日になるとおおもいます。元旦は、家族との初詣や食事などででてこれないので、ちょっと外に行ってくるというのはお互いに言いずらいです。
誘うのも、元旦はやめましょう。2日や3日でしたら、「家にいるのも飽きたので出てくる」と言えるので、そのときに初詣デートを楽しめばいいとおもいますが、夜は、やはり家族と一緒に過ごすことがそれからのふたりにとって大切なことになってくるのではないでしょうか。
というのは、親のこころを考えてもらえればわかると思います。普段仕事でいないおとうさんやお母さんといっしょにすごせるのは、お正月しかないです。そんなときに、彼氏と夜おそくまでいっしょにいるとなったら、おそらく、両家の親は心配したり、怒ったりするのではないでしょうか。
ゆくゆく、結婚とかなってきたときには、そのことがマイナスになることもありえます。
なので、初詣デートは日中だけにすることをおすすめします。
お昼を食べたあとに、待ち合わせをして初詣にいって喫茶店なんかでお茶をして帰ってくるのがとても良いプランだとわたしはおもいます。さらに、その短い時間の中で、寒さを理由にぴったりと引っ付くことで、会えない時間がスパイスになって二人をよけいに結び付けてくれるとおもいます。
もうひとつたいせつなことがあります。それは参拝のやりかたです。しっかりした参拝方法をすることで、彼氏があなたを見る目も変わってきます。知っていてマイナスになることはありませんので、かんたんですから覚えて初詣にいきましょう。
参拝の方法
まず、入るときに一度止まります。お寺なら門、神社なら鳥居を、いきなり通過するのではなくて、軽く一礼して、入ります。出るときも、振り返って一礼して帰るようにしましょう。また、できれば正門とか、一の鳥居とか、真正面からはいります。
神社の場合、参道のまん中は神さまが通るので端をあるきましょう。
そして、神社、寺のどちらも手水所で手と口を清めます。やり方はおなじです。
- 右手でひしゃくをとって、水をいれます。1杯で全部おこないます
- 水を左手に掛けて洗います
- 左手に持ち替えて右手を洗います
- 右手に持ち替えて、左手の手のひらに水をためます
- その水で口をすすぎます
- 左手を洗います
- ひしゃくを立てて、柄の部分に水が伝わるように水をながします
口をすすいだ後は、音をあまり立てずに足もとにだしましょう。
そして、本殿の前にいってお参りをします。神社とお寺では参り方がちがっています。
神社では、
- 賽銭箱のまえでかるくおじぎをする
- 鈴を鳴らす
- お賽銭をいれる
- 二礼二拍手一礼する
- 軽くお辞儀をして立ち去る
二礼二拍手一礼とは、2回お辞儀をして、2回柏手(かしわで)を打って1回お辞儀をするということです。
お寺では、
- 賽銭箱の前でお辞儀をする
- 鐘をついて、ロウソク、線香をあげる(なければ省略)
- お賽銭を入れる
- 手を合わせて、お題目を唱えながら拝む
- お辞儀をして立ち去る
お題目とは、「南無阿弥陀仏」「南無妙法蓮華経」など、お寺の宗派によって違います。わからなかったら、「南無帰依佛、南無帰依僧、南無帰依法」と唱えます。
両方のお参り方を見てもらえればわかりますが、じつは、初詣にかぎらずお参りするときにお願いするのはおかしいです。いつも守っていただいてありがとうございますという感謝の気持ちでお賽銭をいれたり、お辞儀をすることです。そして、お願いというよりは決意をこころの中で唱えることです。
たとえば、「隣にいるこの人と一緒に生きていきますので、お守りください」というイメージです。
相手にはそのことは話さずに、やり方が分からないと言われたら教えてあげる程度にしておいた方が良いと思います。何でもそうですが、相手が思ってることを認めてあげることが、仲良くなる秘訣です。
そして、何をお願いしたの?ときかれたら、「ずっとこのままでいさせてください」とか「いまがいちばんしあわせです。ありがとう」っていったとか、かれしがよろこびそうなことを恥ずかしそうにつぶやきましょう。
まとめます。
初詣は、つきあってるひと、これからつきあおうとおもってるひと、結婚してるひとにとって、1年でいちばんはじめのたいせつなイベントになります。
1年のいちばんはじめに愛するひとと会えることでその年が良くなったような気がします。初めよければすべてよしとか、開幕ダッシュがとてもたいせつだといわれているように、恋愛でもはじめに波に乗ってしまえば、わりととんとん拍子ですすんでしまうものです。
そんなたいせつな初詣デートのときに、忘れてはならない持ち物があることをおはなししました。あたりまえのものばかりですが、ひとつひとつ意味をかんがえながらもっていくことで、つかうタイミングをぴったりあわせることができます。
持ち物もたいせつですが、服装と靴、手袋とマフラーもたいせつです。
初詣でお参りすることももちろんたいせつなことなのですが、そのときにいちばんたいせつなことは、かれしといっしょにいておなじときをいっしょに過ごしてるということです。
そのときをいかにたのしく、ここちよいものにするかは、それまでの準備と初詣デートしてるときの気配りになります。
準備さえしっかりしておけば、いっしょにいるときをふたりで楽しめることができますので、いまからすこしずつかんがえてみてはどうでしょうか。
参考書籍
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